野村不動産 タイ・バンコクで初の分譲住宅事業参画

野村不動産 タイ・バンコクで初の分譲住宅事業参画

野村不動産(東京都新宿区)は、現地デベロッパー、Origin Property(以下、オリジン社)と共同で、同社初のタイ・バンコクにおける分譲住宅事業に参画する。
総戸数は3プロジェクトで合計2000戸超となり、いずれもバンコク都心に近接するラチャヨーティン地区(チャトゥチャック区)、オンヌット地区(プラカノン区)、ラムカムヘン地区(バンカピ区)に立地し、BTS(高架鉄道)およびMRT(地下鉄)の既存もしくは新設予定の駅から徒歩10分以内と交通利便性に優れている。
野村不動産の中長期経営計画では、海外事業を成長分野の一つとして位置付け2025年3月期までに、不動産ニーズが高まるアジア諸国を中心に受託事業・賃貸事業で約3000億円の投資を計画している。

三井住友海上 Fairfax社傘下のシンガポールFC社買収

三井住友海上 Fairfax社傘下のシンガポールFC社買収

MS&ADインシュアランスグループ ホールディングス(以下、MS&ADホールディングス)傘下の三井住友海上火災保険は、カナダ大手の保険・金融グループ、Fairfax Financial Holdings Limited(以下、Fairfax社)とのグローバルなパートナーシップを結ぶとともに、Fairfax社グループの傘下でシンガポール最。大の損害保険会社、First Capital Insurance Limited(以下、FC社)を買収することで基本合意した。
三井住友海上が2018年3月までにFC社の株式の97.7%を取得する。取得価額は約1755億円(概算額)。成長が見込める東南アジアでの事業基盤を強化する。

旭化成 中国・常熟市で樹脂コンパウンド工場建設

旭化成 中国・常熟市で樹脂コンパウンド工場建設

旭化成(東京都千代田区)の子会社、旭化成(中国)投資有限公司(上海市)は、中国江蘇省常熟市で樹脂コンパウンド製造工場を建設する。
製造能力は年間2万8000㌧。ポリアミド、ポリプロピレンを中心とした機能樹脂コンパウンド品を生産する。2020年初頭、稼働開始する予定。
機能樹脂コンパウンド品の需要は、環境意識の高まりを背景に環境規制の強化や、軽量化を目的とした自動車部品用途で急増するとみられている。こうしたニーズに応え、安定供給体制の拡充を図る。

郵船ロジ 上海浦東空港内倉庫にULD専用WS設置

郵船ロジ 上海浦東空港内倉庫にULD専用WS設置

郵船ロジスティクスの中国法人、Yusen Logistics(China)Co.,Ltd.は、上海浦東空港内倉庫に初の昇降機能付きULD(Unit Load Divice)専用ワークステーション(WS)を設置し、オペレーションを開始した。
ULDパレットの移動は従来フォークリフトを使っていたが、倉庫内はローラー付きのプラットフォームで移動させることが可能になり、作業効率が大幅に向上。また、このWsを活用することで高所作業が不要となり、安全性の高い作業を行うことで、迅速かつスムーズな貨物取り扱いによるトータル品質向上を図る。

日本ユニシス子会社がインドネシア企業Gと提携

日本ユニシス子会社がインドネシア企業Gと提携

日本ユニシス(本社:東京都江東区)は、100%子会社のキャナルグローブ(本社:東京都江東区)がインドネシア・ジャカルタに本拠を置くIndivaraグループと提携、海外事業を展開すると発表した。
キャナルグローブ(資本金1億円)は2017年4月に設立。今回PT.INDIVARA SEJAHTERA SUKSES MAKMUR(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、Indivara)と提携。PT.INDIVARA SEJAHTERA MANDIRIグループ(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、ISeMaグループ)への資本参加を決め、7月末までに手続きを完了している。
ISeMaグループはIndivaraグループ傘下の企業群で、東南アジア4カ国(インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア)に拠点を置き、金融、モバイル通信、流通小売り、製造、輸送、旅行を注力分野としたコンサルティング・ソフトウエア開発、プラットフォーム事業を展開している。

オートバックス タイPTG社と資本・業務提携

オートバックス タイPTG社と資本・業務提携

オートバックスセブン(東京都江東区)は、タイ国内2位のガスステーションを展開するPTG Energy Public Company Limited(以下、PTG社)と資本・業務提携することで合意、調印した。
オートバックスセブンとPTG社は、タイの現地子会社SIAM AUTOBACS Co.,Ltd.(以下、SIAM AUTOBACS)に出資する。SIAM AUTOBACSはPTG社のネットワークを活用して、オートバックス店舗を出店するとともに、PTG社の持つガスステーション内のメンテナンス施設としてオートバックスブランドの店舗を出店する。
オートバックスグループはASEAN地域において、1995年にシンガポールに初出店して以来、シンガポールに3店舗、タイに7店舗、マレーシアに4店舗、インドネシアに5店舗を出店している。

ダイキン タイに新会社 東南アでフッ素化学事業拡大

ダイキン タイに新会社 東南アでフッ素化学事業拡大

ダイキン工業(大阪市北区)は、市場が拡大する東南アジアのフッ素化学事業の拡大に向け、タイ・バンコクに「ダイキン・ケミカル・サウスイーストアジア社」を設立し、2018年1月から営業を開始する。
新会社の資本金は1億6000万タイバーツで、ダイキン工業が全学出資する。空調機向けの冷媒ガスの安定供給、自動車向けのフッ素樹脂・ゴム製品の販売強化に加えて、分野別のマーケティングや用途開発による需要の掘り起こしなども担う。

日立 タイ変電所向けにガス絶縁開閉装置を納入

日立 タイ変電所向けにガス絶縁開閉装置を納入

日立製作所はタイの現地パートナー、プリサイス社とい共同受注した、タイ発電公社(以下、EGAT)のチヤイヤープーン第二GIS変電所向け500KVガス絶縁開閉装置(以下、GIS)を含む変電設備を納入した。
これは2014年11月に日立製作所とプリサイス社が共同受注した案件で、日立が500KV GISを供給し、プリサイス佐が230KV GISの供給と変電所の土木工事・機器据え付けを担当した。

東レインターナショナル ベトナムに現地法人

東レインターナショナル ベトナムに現地法人

東レグループの事業活動を担うメーカー商社、東レインターナショナル(本社:東京都中央区)は、ベトナムに現地法人「トーレ・インターナショナル・ベトナム」(本社:ベトナム・ホーチミン市、以下、TIVN社)を設立し、9月から営業を開始する。
TIVN社の資本金は130万米㌦で、東レインターナショナルが全額出資する。ベトナムにおける商事活動および各種サービス業務を担う。
同社はTIVN社を東レグループのベトナムにおける事業開拓の橋頭保と位置付け、早期の事業基盤確立を目指す。まずは繊維製品の輸出入販売を中心に事業活動を開始し、今後東レグループ各社と連携した市場開発、各種製品の拡販、事業投資等を進める。

ヤマトがベトナムで9月からクール宅急便開始

ヤマトがベトナムで9月からクール宅急便開始

ヤマトホールディングス傘下の東南アジア地域統括会社YAMto ASIA PTE LTD(本社:シンガポール、以下ヤマトアジア)と、BA SAU NAM TRADING LOGISTICS J.S.C(本社:ホーチミン市、以下、365 Express)が設立したYamato 365 Express Co.,Ltd(本社:ホーチミン市)は、9月1日からベトナムでクール宅急便を開始する。ホーチミン市内からスタートし、2019年を目途にハノイ市内へ事業エリアを拡大していく。