三栄建築設計 ベトナム・ハノイでオフィスビル開発

三栄建築設計 ベトナム・ハノイでオフィスビル開発

三栄建築設計(東京都杉並区)は7月10日、投資・コンサルタント・不動産開発を行うベトナム法人、リードバイザーキャピタルマネジメントと共同で合弁会社(LS HOLDINGS)を設立し、さらにその会社の100%子会社PB Complexで、ベトナム・ハノイ市の政府都市計画エリア内でオフィスビル開発事業に参画すると発表した。
三栄建築設計はLS HOLDINGS(資本金1200万米㌦)の株式の49%を出資する。オフィスビル開発事業は「リードバイザータワープロジェクト」(仮称)で、総事業費は約22億円。敷地面積は3061平方㍍、建設面積は1230平方㍍。RC構造(地下3階、地上25階建て)、7月に着工し、2018年11月竣工、引き渡しの予定。

ヤマトHDと中国・京東集団 包括的アライアンスへ

ヤマトHDと中国・京東集団 包括的アライアンスへ

ヤマトホールディングス(東京都中央区)と、中国最大の小売事業者、京東集団(中国・北京、以下、京東)は、双方が持つ経営資源を活かした広範囲での包括的アライアンスに向けた基本意向書を締結した。9月をめどに契約書を締結する。今後、中国国内におけるコールドチェーンの拡大およびクロスボーダービジネスの拡大を実現する。

野村不動産・三越伊勢丹 比の不動産複合開発に参画

野村不動産・三越伊勢丹 比の不動産複合開発に参画

野村不動産(東京都新宿区)と三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区)は、フィリピン大手不動産のFederal Land Incorporated(以下、Federal Land)と共同で、フィリピン・マニラの大型の不動産複合開発事業に取り組む。
3社は合弁会社を設立し、マニラ首都圏にあるボニファシオ・グローバル・シティ地区に位置する、Federal Landが開発したグランド・セントラル地域で、敷地面積約1万5000平方㍍、総戸数約1400戸の分譲タワーマンション4棟(延床面積約11万2000平方㍍)と、下層階での商業施設(延床面積約3万平方㍍)の開発を進める。
この案件は、日系デベロッパーと日系小売企業参画によるフィリピンで初めての複合開発プロジェクトとなる。

ナカシマプロペラ 中国上海市にサービス拠点設立

ナカシマプロペラ 中国上海市にサービス拠点設立

舶用推進機器の設計、製造、販売、アフターサービスを展開するナカシマプロペラ(本社:岡山市)は、中国におけるサービスの品質向上および迅速化を目的に、ナカシマグループとして初めて中国上海市にサービス拠点を設立、このほど営業活動を開始した。
新会社は英文名「Nakashima Propeller Marine Engineering(Shanghai)Co.,Ltd.」(本社:上海市浦東新区)で、ナカシマホールディングス全額出資の100%子会社として設立され、中国で手掛けるナカシマプロペラ製品の据付作業や修理、定期メンテナンスサービスを提供する。

定期コンテナ船事業統合3社が新会社 世界に5拠点

定期コンテナ船事業統合3社が新会社 世界に5拠点

川崎汽船(本社:東京都千代田区)、商船三井(同東京都港区)、日本郵船(同東京都千代田区)の3社は7月7日、定期コンテナ船事業(海外ターミナル事業含む)に関わる新会社した。事業運営会社としてシンガポールに「オーシャン ネットワーク エクスプレス」(資本金2億米㌦)を置き、東京に持株会社「オーシャン ネットワーク エクスプレス ホールディングス」を設置した。
3社の統合によりコンテナ船事業では144万TEUと世界第6位の規模となる。香港、シンガポール、英国(ロンドン)、米国(バージニア州リッチモンド)、ブラジル(サンパウロ)にそれぞれ地域統括拠点を設置、世界90カ国以上でサービスを展開する。新会社でのサービス開始は2018年4月の予定。

大和ハウス ジャカルタの複合都市開発事業に参画

大和ハウス  ジャカルタの複合都市開発事業に参画

大和ハウス工業(本社:大阪市北区)は、海外交通・都市開発事業支援機構(本社:東京都千代田区、以下JOIN)、インドネシアの中堅ディベロッパー、TRIVO社とともに、ジャカルタ南東部における都市開発事業「サウスイースト キャピタルプロジェクト(仮称)」に参画する。大和ハウスの同プロジェクトへの出資額は約40億円となる。
同事業は、ジャカルタ中心部から南東約24㌔㍍に位置する約12㌶の敷地に集合住宅12棟、約5000戸の住宅と商業施設を整備する、同地区で最大規模の複合都市開発事業となる。2024年度の竣工を予定。
多くの日本製品・設備を採用するとともに、日本の高質な住宅管理サービスの海外展開を図るべく、日本企業による住宅の維持管理を予定している。

川崎重工 インド二輪車工場新設「Ninja1000」生産

川崎重工 インド二輪車工場新設「Ninja1000」生産

川崎重工業はインドの現地法人India Kawasaki Motors Pvt.Ltd.社(インディア カワサキモーターズ、以下IKM)に、新工場を開設した。新工場は生産設備導入後、9月ごろから生産ラインの稼働を開始し、これまでの生産機種(250cc~650cc)に加えて、新たに同社がインドで生産する機種としては最大の排気量(1043cc)となる「Ninja1000」の現地生産を行う。
IKMの所在地はインドマハラシュトラ州プネー市チャカン工業団地で、敷地面積約1万300平方㍍。IKMの新工場(年間生産能力1万6000台)の開設に伴い、旧工場(同5000台)の稼働は終了し、その機能を新工場に集約する。
インドは2016年度の二輪車販売台数が約1760万台と世界最大の市場で、そのうち250cc以上の中・大型車の市場規模は約68万台だ。新工場稼働によって、同国の中・大型車のニーズに応え、カワサキブランドの二輪車を幅広く提供していく。

ウェッジHD カンボジアのHONDA NCXとの契約更新

ウェッジHD カンボジアのHONDA NCXとの契約更新

ウェッジホールディングス(東京都中央区)の子会社、SET(タイ証券取引所)上場のデジタルファイナンス会社Group Leace PCL(以下、GL)は、カンボジアのHONDA NCXとの独占契約を更新した。
これにより、両社はさらに強固な関係を築き、好調なHONDA NCXのオートバイ現金販売に加え、GL子会社でカンボジア初で最大規模のファイナンスリース会社、GL FINANCE Plc.(以下、GLF)のファイナンスリースサービスによる新車オートバイ販売の拡大を目指す。
HONDA NCXは、カンボジアで独占的にすべてのホンダオートバイを販売する市場シェア95%を誇る市場リーダー。GLFからの強固なファイナンスサポートを受け、カンボジアの新規ホンダオートバイ売り上げは、2017年の年間約30万台から5年以内に50万台までの拡大が見込まれている。

セイコーエプソン フィリピン新工場が竣工

セイコーエプソン フィリピン新工場が竣工

セイコーエプソンは、フィリピンの製造子会社エプソン・プレシジョン(フィリピン)(以下、EPPI)に新工場を建設、このほど竣工した。これによりEPPIはインクジェットプリンターおよびプロジェクターの生産能力の強化を図る。
増設新工場への投資金額は約1億4300万米㌦。7月から稼働。鉄骨2階建てで、建築面積は約5万3000平方㍍、延床面積は約10万8000平方㍍。EPPIはセイコーエプソン100%出資会社。
新工場の最大の特徴は、約3000KWの最大出力を持つメガソーラー発電設備を建物の屋根部分に設置、環境に配慮した工場となっている点。EPPIは今回の生産能力増強に伴い、従業員数もこれまでの約1万4400人から増員、最終的には約2万人の体制を想定している。

積水化学 越のプラスチックパイプメーカーへ出資

積水化学 越のプラスチックパイプメーカーへ出資

積水化学工業は7月5日、ベトナム南部のビンズオン省に本社を置くプラスチックパイプメーカー、TIEN PHONG PLASTIC SOUTH JOINT STOCK COMPANY(以下、TPS社)との間で、TPS社に資本参加する契約を締結した。
これにより、積水化学は2013年に締結した同国北部を中心に活動する、TPS社の親会社TIEN PHONG PLASTIC JOINT STOCK COMPANY(以下、TP社)との業務提携に加え、ベトナム事業のさらなる拡大を図るとともに、将来の他のASEAN地域進出の橋頭堡とする。
8月をめどにTPS社の新規発行株式を取得する予定。これにより、TPS社の発行済み株式の25.3%を保有することになる。