武田薬品 ワクチン生産技術をバイオロジカルEに移管
武田薬品工業(本社:大阪市中央区)は6月26日、インドを拠点とする多国籍企業のバイオロジカルE(本社:インドハイデラバード、以下BE社)との間で、麻疹ワクチンと無細胞百日せきワクチンの生産技術を移管する契約を締結したと発表した。契約額、契約期間は非開示。
多くの国々において、ワクチン接種が十分に行われていないことを受けて、低・中所得国における公衆衛生の課題を克服するために、今回BE社との提携を結んだ。
武田薬品 ワクチン生産技術をバイオロジカルEに移管
武田薬品工業(本社:大阪市中央区)は6月26日、インドを拠点とする多国籍企業のバイオロジカルE(本社:インドハイデラバード、以下BE社)との間で、麻疹ワクチンと無細胞百日せきワクチンの生産技術を移管する契約を締結したと発表した。契約額、契約期間は非開示。
多くの国々において、ワクチン接種が十分に行われていないことを受けて、低・中所得国における公衆衛生の課題を克服するために、今回BE社との提携を結んだ。
ジェイテクト インドSKSSL社の株式取得完了
ジェイテクト(本店:大阪市中央区)はこのほど、Sona Koyo Steering Systems Limited(本社:インド・ニューデリー市、以下、SKSSL)の筆頭株主だったSona Autocomp Holding Limited(以下、SAHL)からのSKSSL株式の取得および公開買い付けにより、SKSSL株式の取得を完了した。
これにより、ジェイテクトとSKSSL間の関係をさらに進化させ、設計・調達・品質等の多方面でのグループ一体となった事業運営を実現することで、より良い商品・サービス提供につなげる。
明電舎 シンガポールの上水用セラミック平膜初納入
明電舎(本社:東京都品川区)の現地法人Meiden Singapore Pte.Ltd.(以下、明電シンガポール)は、シンガポール公益事業庁(以下、PUB)のチェスナッツアベニュー浄水場・上水用膜処理プラントにセラミック平膜を初納入した。6月に運転を開始した。処理水量は1日あたり3万6400㎥。
PUB浄水場へのセラミック平膜導入は初。また、セラミック平膜を導入した表流水浄水場としては世界最大規模となる。河川や貯水池などの表流水を安全な飲料水にする高度な浄水処理技術が求められる「上水処理」用としては、今回が初めての納入。
日本特殊陶業 タイで自動車用センサの新工場
日本特殊陶業(名古屋市瑞穂区)は、自動車用各種センサの需要拡大に対応するためタイに新工場を建設する。新工場は アジア諸国における自動車用センサの製造拠点のタイNGKスパークプラグ(以下、タイNGK)の既存工場の隣接地に建設する。
ジルコニア酸素センサと温度センサに加え、新たに全領域空燃比センサの生産を計画している。2017年11月に着工し、完了次第、順次生産を開始する。
新工場建設と能力増強に伴う投資がkは約120億円を予定。2023年までにタイNGKでのジルコニア酸素センサの生産能力を約2倍に、温度センサの生産の力を約2.5倍に引き上げる。
新工場の所在地はバンコク市内より南東約65㌔㍍のアマタナコン工業団地内、建物延床面積は約3万4700平方㍍(4階建て)。
横河電機子会社がシノペック子会社とパートナー契約
横河電機(本社:東京都武蔵野市)の子会社の横河電機(中国)有限公司(本社:上海)は、シノペックエンジニアリング(以下、SEG)との間で、両社の長期的な協力関係を構築するパートナー契約を結んだ。
シノペックエンジニアリングは、世界有数の石油・石油化学企業グループ、シノペック傘下のエンジニアリング企業で、中国国内のみならず国外の石油・石油化学プラントの設計・建設を手掛けている。
今回の両社の契約は3年で、YOKOGAWAはSEGが手掛ける石油・石油化学プロジェクトに生産制御システムや安全システム、伝送器、分析計などのフィールド機器、高度プロセス制御ソリューション等を優先的に供給する。
クミアイ化学 インドで水稲用除草剤製販合弁事業
クミアイ化学工業(東京都台東区)は、インドのPI Industries Limited(以下、PI社)と、インドで水稲用除草剤ノミニー(ビスピリバックナトリウム塩製剤)の製造・販売事業を手掛けることで合弁契約書を締結した。
合弁新会社「PI Kumiai Private Ltd」の資本金は300万米㌦相当のインドルピー(予定)。クミアイ化学およびPI社が折半出資する。所在地はインドハリヤナ州グルグラム。2018年度シーズン中に販売開始する。
均勝電子傘下の米KSS タカタの資産取得、運営
浙江省寧波市に本拠を置く自動車部品メーカーの寧波均勝電子(以下、均勝電子)は6月26日、自動車安全部品を手掛ける米子会社キー・セイフティー・システムズ(KSS)が、欠陥エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題で経営破たんしたタカタの主要資産を取得すると発表した。取引額は15億8800万米㌦(約1767億2900万円)に上る見通し。
均勝電子は2016年6月にKSSの買収を完了。均勝電子はタカタの主要資産の取得を通じてKSSの生産能力を拡充し、新たに市場を開拓するとともに技術強化を図る方針だ。
タカタによると、同社とKSSの事業を実質的にすべて統合することで、世界23カ国に展開し、約6万人の従業員を擁する世界最大級の自動車用安全部品会社が誕生することになる。
JFEスチール マレーシアから高機能油井管受注
JFEスチール(東京都千代田区)は、マレーシアの国営石油会社ペトロナス社の100%出資運営会社、ペトロナスチャリガリ社が、同国サラワク州沖合で展開するガス開発プロジェクト「NC3」向けに、チュービングパイプ用油井管「JFE-UHP-17CR-110」を約925㌧受注した。
この油井管は同社が独自に開発した高耐腐食性継目なし鋼管。また、このほど2015年12月から2016年12月にかけて、同油井管のランニングが行われたことも発表した。
鹿島 シンガポールの複合開発プロジェクトに着手
鹿島(本社:東京都港区)のアジア開発事業統括会社、カジマ・デベロップメント社(以下、KD)とシンガポール政府系メディア企業、シンガポール・プレス・ホールディングス社(以下、SPH)が共同で設立したシンガポール法人(折半出資)は、同国都心部から北東へ約5㌔㍍に位置するビダダリ地区土地(2.54㌶)に応札し、約900億円で落札した。今後、住宅・商業の複合開発プロジェクトに着手する。
同事業は、シンガポールの地下鉄(MRT)北東線ウッドレイ駅に直結。主要高速道路やバス・インターチェンジにも隣接する交通至便な立地の緑豊かで自然環境に恵まれた新興住宅地の開発事業だ。600戸を超える分譲住宅や、延床面積約2万7000平方㍍にわたるショッピングモールのほか、コミュニティクラブや警察署等で構成される超大型開発プロジェクトとなる予定。
レカム ASEANでLED照明販売事業 ベトナムで現法
レカム(東京都千代田区)は取締役会でLED照明、業務用エアコン、OA機器販売事業でASEAN地域への展開開始と、ベトナム・ホーチミン市に現地法人を設立することを決めた。
ASEAN地域への進出は初めてで、海外拠点としては中国の大連市、上海市、広州市に次ぎ4拠点目となる。今回のベトナムへの進出を皮切りにASEAN地域へ積極的に販売網を構築していく。
ベトナムの新子会社「Vietnam Recomm CO.,LTD」の資本金は44万7000米㌦(約5000万円)で、レカムが100%出資する。7月1日に設立する予定。3年後の平成31年9月期には売上高5億円を見込む。