JX石油開 マレーシアサラワク州沖ガス田で商業生産
JX石油開発(東京都千代田区)のプロジェクト会社、JXマレーシア石油開発は同社がオペレーターとして75%の権益を保有するマレーシア・サラワク州沖SK10鉱区のラヤン油ガス田で、このほどガスの商業生産を開始した。
同ガス田における初期のガス生産量は、原油換算で日量約1万2000バーレルの見込み。生産されたガスは海底パイプラインによりJXTGエネルギーが出資するマレーシアLNGティガ社の液化プラント(サラワク州ビンツル)に輸送され、同社で液化後、LNGとして日本国内の需要家などに販売される。