京成電鉄とジェットスターJ 機内で企画乗車券発売

京成電鉄とジェットスターJ 機内で企画乗車券発売

京成電鉄(千葉県市川市)とジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は4月1日から、ジェットスター・ジャパン機内で「京成スカイライナー」をお得に利用できる2種類の企画乗車券「スカイライナーバリューチケット」と「Keisei Skyliner&Tokyo Subway Ticket」を発売する。
これはジェットスター・ジャパンの東京(成田)行き便(国際線・国内線)に搭乗し、成田空港から都内へ向かう顧客に都内観光を便利でお得に利用してもらうために、京成電鉄とジェットスター・ジャパンが協力して実施するもの。

三菱地所レジデンス マレーシアKLの住宅事業に参画

三菱地所レジデンス マレーシアKLの住宅事業に参画

三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は、マレーシアの大手企業アイオーアイプロパティーズ(以下、IOI社)傘下の不動産会社パインプロパティーズ(以下、PP社)が、マレーシア・クアラルンプール近郊で推進中の住宅開発事業「The Gems」(ザ ジェムズ)に参画することで合意した。
プロジェクト会社の株式を取得し、事業に参画する。出資比率は三菱地所レジデンス45%、PP社55%となる。同プロジェクトは約4万平方㍍の敷地に、12階建てから34階建てまで8棟の住宅を順次開発し、総戸数は676戸となる。
同開発地は1990年代よりマレーシア政府主導により、行政機能が集約されている「プトラジャヤ」地区に隣接するセランゴール州IOIリゾートシティ内。2017年5月に基礎・低層部が着工、2019年3月販売開始の予定。

みずほ,丸紅 フィンテック活用の金融サービスで提携

みずほ,丸紅 フィンテック活用の金融サービスで提携

みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、丸紅はASEAN地域におけるフィンテックを活用した新たな金融サービスの提供を目的とする業務提携に向けた協議を開始することで合意した。
電子マネーの活用を通じたサービスの提供等を検討しており、決済を通じて収集した取引データを活用したファイナンスサービスや、デジタルマーケティングによるサービス提供を目指している。

日立 映像解析で即時の人物発見・追跡技術を開発

日立 映像解析で即時の人物発見・追跡技術を開発

日立製作所は、AI(人工知能)を活用して性別や服の色、所持品など100項目以上の人物の特徴をリアルタイムに判別することで、探したい人物を即座に発見し、追跡可能な技術を開発した。犯罪捜査、防犯、見守りなど幅広い用途で活用が期待される。
この技術を使えば、不審者や迷子などに関する目撃情報を手掛かりに、大規模施設や街区あどの防犯カメラ映像から特徴に合致する人物を発見することが可能だ。さらに発見した人物の全身画像を解析することで、顔の映らない後ろ姿や遠方の画像からでも、広範囲に人物の足取りを把握できるという。

電通 エボラブル・アジア社とベトナムに新会社

電通 エボラブル・アジア社とベトナムに新会社

電通(本社:東京都港区)は、ベトナムのエボラブル・アジア社(本社:ホーチミン市)との共同出資により、同国に新会社「電通テクノキャンプ」を設立し、4月1日から営業を開始する。
新会社にの資本金は2億円で、出資比率は電通90%、エボラブル・アジア社10%。デジタルマーケティング領域の強化を目指す電通と、すでにベトナムでITオフショア開発のサービス事業を手掛け、さらなる業務拡大を目指すエボラブル・アジア社の構想が合致したことから、互いにノウハウとリソースを提供しあうJV(ジョイントベンチャー)を共同で設立することにした。

大和ハウス・フジタ ベトナムで超高層街区を開発

大和ハウス・フジタ ベトナムで超高層街区を開発

大和ハウス工業(本社:大阪市北区)とフジタ(本社:東京都渋谷区)が、ベトナム・ハイフォン市で共同開発を進める超高層街区の開発プロジェクトの概要が決まった。
この「ウォーターフロントシティ」(仮称)プロジェクトは、両社が出資する中央合同会社の子会社「チュウオーベトナム」が行う、ホテルとロングステイホテルを建設する開発プロジェクト。施工はフジタが担う。2017年6月から造成工事に着工し、2020年に開業する予定。
ホテルの運営はオークラ ニッコーホテルマネジメントに委託。ロングステイホテルの運営は大和リビングマネジメントに委託する。各社の専門におけるノウハウを結集させ、日本企業進出に伴う日本人駐在員、出張者および観光客などの宿泊ニーズに対応する。
ホテル269室「ホテル ニッコー・ハイフォン」(仮称)、ロングステイホテル182室。敷地面積1万304平方㍍、延床面積3万9056平方㍍。鉄筋コンクリート造地上21階、地下1階。設計は浅井謙建築研究所。
ハイフォン市はホーチミン、ハノイに次ぐベトナム第3の都市。計画地はハイフォン中心部から車で約10分、カットビー国際空港やハロン-ハイフォン間高速道路のインターチェンジへも近い、経済発展が著しいエリア。

ネオキャリア ベトナム ダナンに子会社が新オフィス

ネオキャリア ベトナム ダナンに子会社が新オフィス

ネオキャリア(本社:東京都新宿区)の子会社ネオラボ(本社:東京都新宿区)は、ベトナムのダナンオフィスを新たに開設した。ダナンでは2拠点目のオフィス。
ネオラボは、ラボ型オフショア開発をメインに手掛けており、設立から約1年半で社員数が15人から200人に増えたのに伴い、新オフィスを開設した。

東京メトロ ベトナムで都市鉄道コンサルの現地法人

東京メトロ ベトナムで都市鉄道コンサルの現地法人

東京地下鉄(本社:東京都台東区、東京メトロ)は、ベトナム・ハノイ市に都市鉄道コンサルティングを行う現地法人「ベトナム東京メトロ 一人有限責任会社」を設立し、4月1日から営業を開始する。
資本金は425万米㌦(5億円相当)。これにより継続的な業務支援を通じ、ハノイ市を中心にベトナム全体の都市交通機能向上に貢献する。

LNG調達強化へ関西トレーディングシンガポール設立

LNG調達強化へ関西トレーディングシンガポール設立

関西電力は、液化天然ガス(LNG)の調達と販売強化のため、4月に新会社「関西トレーディングシンガポール」を設立する。新会社の資本金は最大30万シンガポールドル(約2600万円)で、関西電力が100%出資する。
現地で情報収集のためのネットワークを広げ、直接やり取りすることで、近年役割が大きくなっているスポット契約で、LNGの調達と販売の両面で、同社の電力やガスの競争力強化につなげていく。

メック 7億円投じタイ・アユタヤ県で新工場

メック 7億円投じタイ・アユタヤ県で新工場

電子基板や部品製造用薬品の開発などを手掛けるメック(兵庫県尼崎市)は、タイ中部のアユタヤ県のロジャナ工業団地に、6月に全額出資による製造・販売会社「メックタイランド」を設立。7億円を投じて工場を建設し、2018年7月をめどに稼働させる予定。
同社にとって東南アジア唯一の製造拠点の設置で、今後大きな市場拡大が見込まれる域内の需要の取り込みを狙う。