北海道電 関電・マレーシア社とLNG調達で詳細合意

北海道電 関電・マレーシア社とLNG調達で詳細合意

北海道電力はこのほど、LNG火力発電導入に向け、石狩湾新港発電所(小樽市)の営業運転開始に必要なLNG調達に関し、関西電力およびマレーシアLNG社との間で詳細条件について合意し、売買契約を締結した。
契約期間は2018年4月1日から10年間。関西電力との契約数量は年間最大3隻(約20万㌧)、マレーシアLNG社とは年間最大2隻(約13万㌧)。
石狩湾新港発電所はコンバインドサイクル発電方式で合計170.82万KWの営業運転が予定されている。このうち1号機は56.94万KWで2019年2月、2号機は56.94万KWで2026年12月、3号機は56.94万KWで2030年12月の運転開始の予定。

帝人 タイの広告にサッカー,ソングラシン選手起用

帝人  タイの広告にサッカー,ソングラシン選手起用

帝人グループのタイテイジン・ポリエステル(タイランド)リミテッド(本社:タイ・バンコク、以下 TPL)は、初めて企業広告を展開することを決め、タイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドFC所属でタイ代表のチァナティプ・ソングラシン選手を起用する。
タイにおけるテイジンブランドの認知度向上を図り、優れた人財採用を促進するため、同国で国民的な人気を誇る同選手を起用することになった。
この企業広告はタイ国内のテレビ番組、屋外看板、オンラインメディア、リクルートフェア会場などに5月1日から1年間展開される。

アルファ タイで自動車部品の設計・開発拠点開設

アルファ タイで自動車部品の設計・開発拠点開設

キー&ロックを中心とした自動車部品メーカーのアルファ(横浜市金沢区)は、タイ子会社、ALPHA INDUSTRY(THAILAND)CO.,LTD.(タイ・プラチンブリ県)内に、設計・開発拠点を開設する。東南アジア・インド市場において、現地メーカーのニーズに対応した製品開発と、さらなる価格競争力強化のため。
これにより、設計・開発拠点は日本、北米、中国、ASEAN・インド、欧州の5リージョン(地域別事業)すべてに整い、2016年度~2018年度中期経営計画の達成に向けて取り組んでいく。

東日本銀行 比メトロポリタン銀行と業務提携

東日本銀行 比メトロポリタン銀行と業務提携

東日本銀行は取引先・顧客企業の海外での事業展開を支援するため、フィリピンのメトロポリタン銀行と業務提携を締結した。
今回の提携により顧客企業に対し、フィリピン国内での預金口座開設等の金融サービスや、事業展開に必要となる投資環境等の情報提供が可能となる。

オートバックス マレーシアの整備者養成校へ出資

オートバックス マレーシアの整備者養成校へ出資

オートバックスセブン(東京都江東区)は、マレーシアで自動車整備技術者養成学校を運営・統括するTOC International Sdn.Bhd(以下、TOC)へ2月に8%出資し、このほど締結のセレモニーを執り行った。
今回の出資により、TOCが運営する自動車整備技術者養成学校の卒業生を定期的に採用し、同社のASEAN地域での出店拡大に伴い必要となる整備士の確保を期待している。
オートバックスグループはASEAN地域において、1995年にシンガポールに初出店して以来、シンガポールに3店舗、タイに8店舗、マレーシア5店舗、インドネシアに5店舗出店している。

JNTO 海外17カ所目のマレーシアKL事務所開設

JNTO 海外17カ所目のマレーシアKL事務所開設

日本政府観光局(JNTO)は3月8日、マレーシアにおける訪日プロモーション事業を一層強化するため、クアラルンプール(KL)事務所を開設した。場所はKL中心部のコンレー通りのチュランタワー1階。海外事務所としては17カ所目。
マレーシアからの2016年の訪日旅行者数は、前年比29.1%増の39万4200人と過去最高を記録している。

クオリカ 菱洋エレクトロとタイで協業 アジア全域へ

クオリカ 菱洋エレクトロとタイで協業 アジア全域へ

TISインテックグループのクオリカ(本社:東京都新宿区)と、菱洋エレクトロのタイ現地法人、Ryoyo Electro(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下菱洋タイ)はこのほど、クオリカの生産管理システム「ATOMOS QUBE」の販売パートナーとして、タイで協業を開始した。
ATMOS QUBEは、製造業に必要な標準機能を搭載したクラウド型生産管理システムで、すでに海外でも50社以上の導入実績がある。
両社は今回の協業を機に2020年までにタイでのATOMOS QUBEの導入100社を目指すとともに、タイを起点に東南アジア地域へ販売拡大していく。

日機装 航空機部品の需要増に応えベトナムに新工場

日機装 航空機部品の需要増に応えベトナムに新工場

日機装(東京都渋谷区)は連結子会社Nikkiso Vietnam Inc.(以下、NVI)の敷地内に、航空機の部品等を製造する新工場(第2工場)を建設する。
所在地はベトナム・フンイエン省イエンミー郡第2タンロン工業団地内で、工場延床面積は約3万7000平方㍍。総投資額は2850万米㌦(工場建屋1200万米㌦、設備等1650万米㌦)。2017年7月に着工、2018年8月に操業開始の予定。
同国における堅調な航空機需要に応え、更なる業容拡大を目指す。

浜松信金 大手のインドステイト銀行と業務提携

浜松信金 大手のインドステイト銀行と業務提携

浜松信用金庫は3月6日、インドの大手商業銀行、インドステイト銀行と業務提携に関する覚書を提携した。
今回の提携により、インドで事業展開を希望する顧客企業に対し、各種金融サービスや現地情報の提供を通じ、より一層効果的なサポートが可能となる。
インドステイト銀行(本部:ムンバイ)の総資産はインド第1位の約3.8兆円で、拠点数は1万6784。その他、首都デリーにジャパンデスク(東京支店、大阪支店)を持つ。

高砂香料 インド・チェンナイの新工場が稼働

高砂香料 インド・チェンナイの新工場が稼働

高砂香料工業(東京都大田区)はこのほど、インド南部のタミルナド州チェンナイで香料の製造工場を稼働させた。当初は化粧品向けフレグランスの製造から始め、今後は食品向けフレーバーも生産する。
新工場は2016年10月に竣工、今年3月3日に開所式を執り行った。新工場の年産能力は最大1万㌧。新工場への投資額は1000万米㌦(約11億4000万円)で、研究開発(R&D)施設も併設している。
なお、2013年2月から操業しているチェンナイの仮工場は6月で閉鎖し、新工場へ生産をすべて移管する。