静岡ガス シンガポール事務所を現地法人化
静岡ガス(静岡市)は、1月3日付でシンガポール事務所を現地法人化し、100%子会社「SHIZUOKA GAS TRADING PTE.LTD.」として開業した。
同社はLNGトレーディングにおけるフロントオフィス業務を担い、LNG調達価格の更なる低減に向けて取り組んでいく。
また、グローバルな事業展開に対応できる人材育成の場としての機能を担うとともに、アジア太平洋地域における新規事業開拓拠点としての活動も一層強化していく。
静岡ガス シンガポール事務所を現地法人化
静岡ガス(静岡市)は、1月3日付でシンガポール事務所を現地法人化し、100%子会社「SHIZUOKA GAS TRADING PTE.LTD.」として開業した。
同社はLNGトレーディングにおけるフロントオフィス業務を担い、LNG調達価格の更なる低減に向けて取り組んでいく。
また、グローバルな事業展開に対応できる人材育成の場としての機能を担うとともに、アジア太平洋地域における新規事業開拓拠点としての活動も一層強化していく。
住友倉庫 ベトナム子会社が国際規格ISO9001取得
住友倉庫(大阪市北区)の海外子会社Sumiso(Vietnam)Co.,Ltd.が品質保証の国際規格ISO9001の認証を取得した。
認定機関はANAB(ANSI=ASQ National Accreditation Board)、認定機関はBSI(British Standard Institution)、対象事業はフォワーディング事業、倉庫業。対象拠点はホーチミン本社。認証日は2016年12月5日。
センコー 上海紡織物流と業務提携 拠点設置
センコーの子会社「上海扇拡国際貨運有限公司」(本社:上海市、以下上海扇拡)は、上海紡織集団有限公司の子会社「上海紡織集団国際物流有限公司」(以下、上海紡織物流)と、中国国内を中心に物流のサプライ・チェーン構築や人材育成など、広範囲なパートナー関係を築くため、業務提携契約を締結した。上海紡織物流が上海市青浦区に建設する新物流センターを上海扇拡が賃借し、2018年1月から業務を行う予定。
また、新センターは常温に加え冷凍・冷蔵エリアも設置した3温度帯とし、センコー、ランテック、シノトランスエアの3社合弁による冷凍・冷蔵物流ネットワークの拠点としても使用する予定。
新センターは鉄筋コンクリート造2階建て、敷地面積約5万平方㍍、延床面積約2万2000平方㍍(うち約4000平方㍍は冷凍・冷蔵エリア)。
上海紡織集団有限公司は中国最大手の総合繊維企業で、コア事業のアパレル製品、自動車用シート、生活用品等の製造・販売を行っており、中国国内に約6000店舗を持つ。
鴻海 中国に1兆円投じ最大級の液晶工場新設へ
鴻海(ホンハイ)精密工業(本社:台湾)の郭台銘(かくたいめい)会長は、中国広東省広州市に世界最大級の液晶パネル工場を建設すると発表した。投資額は610億人民元(約1兆円)の予定で、巨費を投じて液晶事業で勝負をかける。
鴻海の子会社で、シャープと共同運営する液晶パネル製造会社、堺ディスプレイプロダクト(大阪府堺市)を通じて実施する。生産するのはテレビ用の大型液晶パネルで、2019年中にも量産を開始する。
新工場では「第10.5世代」と呼ばれるガラス基板を使い、大きなパネルを扱う。傘下のシャープの技術も活用して高性能製品づくりを目指す。
シャープ 堺ディスプレイの株式の一部を譲渡
シャープは12月29日、親会社の台湾の鴻海精密工業と共同運営している液晶パネル製造会社、堺ディスプレイプロダクト(大阪府堺市堺区)の保有株式の一部43万6000株を171億7000万円でSIO International Holdings Limitedに譲渡した。
これにより、平成29年3月期第3四半期に個別決算において特別損失として46億2900万円を計上する見込みで、連結決算で特別利益として2億3400万円を計上する見込み。
高機能家電のバルミューダ 台湾でも製品販売
高度な機能と洗練されたデザインで人気の家電メーカー、バルミューダ(東京都武蔵野市)は、台湾で製品販売を開始した。海外での販売はドイツ、韓国、中国に次いで4カ国・地域目。まず空気清浄機「AirEngine(エアエンジン)」から販売する。
この空気清浄機は吸引用と送風用の2つのファンと酵素フィルターを装備し、部屋中の空気を強力に吸引して除臭・脱臭できる。大気汚染の原因物質でもある微小粒子状物質「PM2.5」にも効果がある。台湾の販売価格は1万7990台湾元(約6万6000円)。
NNAが報じた。
花王 インドネシアにApicalと合弁で脂肪酸製造会社
花王はこのほど、インドネシアに油脂製造会社Apical Group Limitedとともに、油脂製造会社「PT Apical Kao Chemicals」を設立することで合意した。2017年1月に設立し、製造開始は2019年を予定。
新会社の所在地はスマトラ島リアウ州Dumai市。設立時資本金は2500万米㌦で、順次増資する。出資比率はApicalグループ65%、花王35%。敷地面積約4万4000平方㍍の予定。脂肪酸製造設備能力は年間約10万㌧。
花王の海外における油脂製品の生産拠点はフィリピン、マレーシアに続いて3カ国目。現地にプランテーションを保有し、油脂の製造を手掛けるApicalグループと組むことで、これまで以上に油脂原料事業の安定調達が可能となる。
シンガポール大手が相模原に国内最大級の物流倉庫
シンガポールの物流大手グローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人は、神奈川県相模原市に2022年、大型物流施設を建設、開業する。
東京ドーム14個分の広さの物流倉庫で、6棟からなり総床面積約650万5000平方㍍と国内最大級。総事業費は約1330億円で、運送会社などに貸すとみられる。インターネット通販の充実で、宅配需要が大幅に伸びていることが背景にある。
大成 ベトナムのビルメンテナンス会社を子会社化
ビルメンテナンスを主幹事業とする大成(名古屋市中区)は、ベトナムのビルメンテナンス会社Care Vietnam Joint Stock Company (以下、CV社)の株式70%を現株主3名(うち2名は同社経営陣)より取得することで合意、株式譲渡契約を締結した。取得株式数は1万500株。株式譲渡日は2017年3月31日の予定。
今後は香港のビルメンテナンス会社Razor Glory Building Maintenanceおよび、CV社との連携を深め、香港およびベトナムとの3カ国体制を強化するとともに、東南アジア地区においてさらなる展開を目指す。
伊藤忠ロジ AITとベトナム・ホーチミン市で合弁設立
伊藤忠ロジスティクス(本社:東京都港区)は、エーアイテイー(本社:大阪市中央区)との間で、ベトナム・ホーチミン市に合弁会社を設立することで合意した。
合弁会社「AITC LOGISTICS(VIETNAM)CO.,LTD.」(仮称)の資本金は110億ベトナムドン(約5600万円)、出資比率はエーアイテイー51%、伊藤忠ロジスティクス49%。2017年7月設立予定。
エーアイテイーとの協業により、ベトナムはじめ、その他アジア地域、ASEAN地域等の現地法人、事業会社との連携をとることで、グローバル顧客のに高品質の物流サービスを提供していく。