ナブテスコ インドに輸入・販売の現地法人設立

ナブテスコ インドに輸入・販売の現地法人設立

ナブテスコ(東京都千代田区)はこのほど、インドにグループ製品の輸入・販売・アフターサービスを行う現地法人「ナブテスコインディア」(カルナータカ州バンガロール市)を設立した。
5月に登記を完了、9月から営業を開始する。ナブテスコインディアの資本金は4,000万インドルピー、出資比率はナブテスコ99%、ナブテスコサービス1%。
現地法人では精密減速機RVの販売・舶用製品のアフターサービスから営業開始し、今後はナブテスコグループののその他の製品についても取り扱っていくことを検討している。

ニプロ インドの8つの州に拠点開設 13支店に

ニプロ インドの8つの州に拠点開設 13支店に

医療機器販売のニプロの連結子会社ニプロメディカルインディア(本社ハイデラバード市)はこのほど、8つの州に倉庫を備える支店を新設した。
この結果、同社のインドにおける拠点は既存のハイデラバード本社はじめ、デリー、マハラシュトラ、タミルナドゥ、西ベンガルの5つに加え合計13となった。
今回新設された拠点はグジャラート州アーメダバード県、カルナータカ州バンガロール市街県、ラジャスタン州ジャイプル県、ウッタル・プラデシュ州ラクナウ市など8拠点。今回開設した8支店を加えると、ニプログループの海外拠点は55カ国158拠点となる。

味の素 タイで風味調味料「Ros Dee」を4割増産

味の素 タイで風味調味料「Ros Dee」を4割増産

味の素(東京都中央区)の連結子会社、タイ味の素社はタイにおける風味調味料の需要増に対応し、サラブリ県のノンケー工場の「Ros Dee」(「ロッディー」)の生産能力を約4割増強する。これに伴う投資額は8億タイ・バーツ(約24億円)。2017年8月から増産体制のもと稼働する。風味調味料事業のさらなる拡大を図り、味の素グループの海外コンシューマーフーズ事業最大拠点であるタイにおいて事業拡大を加速する。
タイの風味調味料市場は、中間所得層の拡大を背景に、過去5年間で約1.3倍の約7万㌧の規模に拡大。今後も一層の市場拡大が見込まれている。
Ros Deeの販売量は2011年度以降、年平均5%以上伸び、タイ国内でトップシェアを維持している。

ヤマト タイSCGと宅急便サービスの合弁設立で合意

ヤマト タイSCGと宅急便サービスの合弁設立で合意

ヤマトホールディングス傘下の東南アジア地域統括会社のYAMATO ASIA PTE.LTD.(本社シンガポール、以下ヤマトアジア)は8月25日、The Siam Cement Public Company Limited(本社バンコク、以下SCC)傘下のSCGセメント-ビルディングマテリアルズとの間で、タイ国内で宅急便サービスを提供するための合弁会社の設立に向け基本合意したと発表した。
合弁新会社「SCG Yamato Express Co.,Ltd.」は、それぞれ10月に設立、2017年1月に事業開始の予定。資本金は18億9300万円相当。出資比率はSCGセメント-ビルディングマテリアルズ65%、ヤマトアジア35%。

アマダHD タイにASEAN地域統括本部、テクニカルC

アマダHD タイにASEAN地域統括本部、テクニカルC

アマダホールディングス(神奈川県伊勢原市)はこのほど、タイにASEAN地域統括本部を設立するとともに、バンコク近郊に新たにテクニカルセンターをオープンしたことを明らかにした。
同HDは10月をめどに新たにASEAN地域統括本部、アマダアジアパシフィック(AAP)をタイに設立し、ASEAN地域でのアマダグループ全体の経営統合と戦略本部として今後のグループ活動を強化していく。
その一環として、タイ国内にあるアマダグループの、板金のアマダ、切削・プレス・研削のアマダマシンツール、溶接のアマダミヤチの3事業3社を1社に集約するとともに、ASEAN地域全体でもグループ各社の活動を行う現地法人に再編していく。
また、活動の変革の軸としてタイ・バンコク近郊スワンナプーム工業地域にアマダアセアンテクニカルセンターをオープンし、金属加工の全工程での実証加工やテスト、教育などを強化した現地活動をスタートした。
8月18~19日にはタイ政府関係者はじめ、ASEAN各地より100社150名を招き、グランドオープンの式典が執り行われた。

JFE商事 インドネシア自動車用線材加工会社へ出資

JFE商事 インドネシア自動車用線材加工会社へ出資

JFE商事は8月24日、インドネシアの線材二次加工会社メガ・プラタマ・フェリンド社(MPF)の一部株式を取得したと発表した。出資額は300万米㌦(約3億円)で、出資比率は非公表。
インドネシアには自動車部品メーカーが数多く進出しており、これら日系ユーザーを中心とする需要の取り込みを狙う。MPFは同国ガルーダ・マルチ・インベスタマのグループ企業の一つ。

ジャルックス 朝獲れ鮮魚を24時間以内に越へ空輸

ジャルックス 朝獲れ鮮魚を24時間以内に越へ空輸

ジャルックス(東京都港区)は8月23日、9月から日本各地で朝獲れた国産鮮魚などを最短24時間以内にベトナム・ホーチミン向けに空輸、現地の飲食店や総合スーパーなど法人向けに供給するビジネスを開始すると発表した。
1箱単位の小口、商品混載での注文が可能なほか、いつ・どこで・誰が獲った魚介類なのかが分かるトレーサビリティの実現、産地を指定した魚介類の購入で、小売店などでの産地明記対応も可能という。

コマツ インドネシアに海外初の建設機械の開発拠点

コマツ インドネシアに海外初の建設機械の開発拠点

コマツはインドネシアに建設機械の開発拠点を設ける。海外に開発機能を移すのは初めて。従来は国内で開発し、インドネシアで生産していた。
建機を製造するコマツインドネシア(ジャカルタ)内に「アジア開発センター」を設ける。東南アジアは気候条件や燃料の品質が日本と異なる。現地の環境に応じた商品を開発し、東南アジアでのシェア拡大につなげる。

五洋建設 香港国際空港の大型地盤改良工事を受注

五洋建設 香港国際空港の大型地盤改良工事を受注

五洋建設(東京都文京区)はこのほど、香港機場管理局から香港国際空港第3滑走路の地盤改良(深層混合処理工法)工事をChina State Construction Engineering(Hong Kong)Ltd社およびDong-Ah Geological Engineering Co.,Ltd社と共同で受注した。
JV受注金額は日本円換算で約489億円となり、このうち同社の受注金額は約244億円。同工事は、全4工区355㌶の地盤改良工事のうち、最大工区となる98㌶を同JVが担当、施工する。
香港国際空港は貨物取扱量では世界第1位、利用旅客数ではドバイ国際空港、ロンドンのヒースロー国際空港に次いで世界第3位と世界屈指の規模を誇る。