リコー 使用済み複合機 中国で再生し販売
リコーは更新時に回収した古いコピー機を日本から中国に運び、最盛期として組み立て直して販売する体制を整える。使用済みの製品を輸入して、再生・販売する許可を中国で取得した。従来は日米欧で地域ごとに完結させていた再生サイクルを、国境を越えて広げる。
企業の社会的責任(CSR)やイメージ向上の目的に加えて、一定の収益も見込めると判断した。扱うのはコピーとファクスなどの機能が一体となった複合機。中国で再生した複合機を3年後に1万台販売する計画。世界では現行比で3割増の年8万台を目指す。