ホクト台湾子会社 台北事務所開設 北部への営業強化

ホクト台湾子会社 台北事務所開設 北部への営業強化

きのこのホクト(所在地:長野市)の100%子会社、台湾北斗生技股份有限公司(以下、台湾北斗)は、台湾・台北市に営業事務所を開設する。開設時期は3月1日の予定。同事務所を台湾北部の営業拠点とし、大手チェーンとのコミュニケーション、マーケティング、情報収集の強化を図っていく。
台湾北斗の設立から7年が経過。この間、台湾ではぶなしめじ、ブナピー、マイタケの商品認知進んでいるが、その基盤は生産拠点のある台湾南部で、大消費地であるとともに大手顧客の本社機能が集中する台湾北部は出張ベースで対応していた。今回この体制を見直し、台湾北部営業の効率化を図り、営業力を強化するもの。

日産自の中国合弁 22年に7割増の260万台販売

日産自の中国合弁 22年に7割増の260万台販売

日産自動車と中国の東風汽車集団が折半出資する合弁会社、東風汽車有限公司(本社:中国湖北省武漢市、以下DFL)は、2022年までに①電気自動車(EV)を中心に製造、研究開発、環境分野などに600億元(約1兆円)を投資する②総販売台数を2017年実績比7割増の260万台に引き上げる③売上高3000億人民元達成を目標とする-などを骨子とする中期経営計画を発表した。
この販売台数のうち22年時点の電動車比率を30%まで引き上げる。このため、22年までに40車種以上投入し、そのうち半分の20車種以上をエンジンで発電してモーターで駆動する「eパワー」搭載車種を含めた電動車にする。高級車ブランド「インフィニティ」では22年までに品揃えの25%を電動車にし、25年までにはすべて電動車に切り替える。

パナソニック インドの冷蔵庫工場3月から生産開始

パナソニック インドの冷蔵庫工場3月から生産開始

パナソニックは、インド北部ハリヤナ州ジャジャールの製造拠点「パナソニック・テクノパーク」内で建設を進めていた冷蔵庫工場で、3月からインド国内市場向けの生産を開始する。同工場の敷地面積は1万4000平方㍍。年間生産能力は50万台の予定で、4月から販売開始する。
新工場で生産する冷蔵庫は、今後インドで需要増が見込まれる300L-350Lの容量帯。インバータ技術を採用した省エネ性に優れたモデルで、生活リズムに合わせて自動で効率良く制御を行い、省エネを実現する同社独自技術の「エコナビ」や、庫内を清潔に保つ「Agクリーンフィルター」を搭載している。

SBIHD 中国の平安保険G子会社のフィンテック企業へ出資

SBIHD 中国の平安保険G子会社のフィンテック企業へ出資

SBIホールディングス(本社:東京都港区)と100%子会社でベンチャーキャピタルファンドの運用・管理業務を行うSBIインベストメント(本社:東京都港区)は、中国最大級の民間金融機関、中国平安保険(集団)股份有限公司の子会社、上海臺●通金融科技有限公司(本拠地:中国・上海市)および平安医●健康管理股份有限公司(本拠地:中国・上海市)の2社へ出資した。
出資先のうち、前者は2300社以上の金融機関(420の銀行含む)にフィンテックソリューションを提供、後者は中国の70%の都市の8億人をカバーする総合的なヘルスケアサービスを提供しているほか、テクノロジーを活用した保健管理サービスを250以上の都市で提供するベンチャー企業。

ヤマトアジアとAIG ミャンマー・ヤンゴンで合弁

ヤマトアジアとAIG ミャンマー・ヤンゴンで合弁

ヤマトホールディングス傘下で東南アジア地域統括会社のYAMATO ASIA PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、ヤマトアジア)と、Aye International Group Co.,Ltd.(本社:ヤンゴン、以下、AIG)は、ミャンマーで合弁会社「ヤマトグローバル ロジスティクスミャンマー」を設立した。
合弁新会社の資本金は、50万米㌦で、出資比率はヤマトアジア80%、AIG20%。4月1日から営業開始する予定。これまでのヤマトアジア・ミャンマー支店営業から、今回の現地法人設立によりフォワーディング事業(航空、海上、陸上)、海外引越事業、倉庫事業をより推進、展開する。

グローバルモビリティ カンボジアに現地法人

グローバルモビリティ カンボジアに現地法人

IoTデバイスとフィンテックサービスのベンチャー、グローバルモビリティサービス(本社:東京都港区、以下、GMS)は、カンボジアに現地法人、Global Mobility Service(Canbodia)Co.,Ltd.(以下、GMSカンボジア)を設立した。
カンボジアで独自のIoT×フィンテックサービスを提供する。GMSカンボジアの所在地はプノンペンで、資本金は20万米㌦。今回の現地法人設立は日本、フィリピンに続く3カ国目となる。

住友電工 ミャンマー配電公社とアルミ配電線の性能実証

住友電工 ミャンマー配電公社とアルミ配電線の性能実証

住友電気工業(本社:大阪市中央区)と、ミャンマーの中低圧電力ケーブル販売代理店、WM Power Co.,Ltd.(以下、WM Power)は、製品の性能試験を実施する。これに向けこのほど、マンダレー配電公社に15KV配電線資材一式を寄贈し、施工に立ち会った。
住友電工は、今後も大幅な伸長が見込まれるミャンマーの電力インフラ市場で事業の拡大を目指す。

東京ガス タイの民間初のガス配給事業会社へ出資

東京ガス タイの民間初のガス配給事業会社へ出資

東京ガス100%出資子会社、東京ガスアジア社は1月31日、三井物産と新たに設立した合弁会社エムアイティージー(以下、MITG)を通じ、タイ国内の工業団地内でガス配給事業を行う事業会社の持株会社、ガルフ・ダブルエイチエー・エムティー天然ガス配給公社(以下、GWHAMT社)の株式30%を取得した。
GWHAMT社は、タイで民間企業のみによる初めてのガス配給事業者となるほか、日本企業としてタイにおける初めてのガス配給事業への参画となる。東京ガスの海外におけるガス配給事業会社への出資は、マレーシア、ベトナム、インドネシアに続き4例目となる。

明電マレーシア ジョホール州に新営業所開設

明電マレーシア ジョホール州に新営業所開設

明電舎(本社:東京都品川区)は、マレーシアのジョホール州に、子会社のMEIDEN MALAYSIA SDN.BHD.(以下、明電マレーシア)の営業所を開設し、2月1日より本格的に営業活動を開始した。
これにより、日系企業が集積する同地域で顧客企業のきめ細かな営業サービス提案活動を実現し、変電機器を中心とした設備の新設・保守点検・更新工事の受注獲得を目指す。

高島屋 アスコットと大阪の滞在型ホテル開業で合意

高島屋 アスコットと大阪の滞在型ホテル開業で合意

高島屋シンガポールに本拠を置く東南アジア最大の不動産会社、キャピタランド傘下のアスコットとの間で、同社大阪店近くに保有する高島屋東別館にサービスレジデンス(滞在型ホテル)を2019年冬に開業することで合意したと発表した。
1937年に建設された歴史的建造物である東別館の意匠を生かしながら大規模改装を実施。諸外国でも展開しているアスコットのサービスレジデンスブランド「シタディーン(CITADINES)」の名称の滞在型ホテルとなる。客室数は300室以上。