JERA マレーシアLNG社とLNG売買で基本合意
東京電力グループ会社と中部電力の折半出資による合弁会社JERA(東京都中央区)は10月25日、Malaysia LNG Sdn.Bhd.(マレーシアLNG社)との間で、LNG売買に関して基本合意した。これにより、JERAは2018年4月~2021年3月の3年間にわたり年間最大約250万㌧のLNGをマレーシアLNG社より購入する予定。引渡条件はDESおよびFOB.
JERA マレーシアLNG社とLNG売買で基本合意
東京電力グループ会社と中部電力の折半出資による合弁会社JERA(東京都中央区)は10月25日、Malaysia LNG Sdn.Bhd.(マレーシアLNG社)との間で、LNG売買に関して基本合意した。これにより、JERAは2018年4月~2021年3月の3年間にわたり年間最大約250万㌧のLNGをマレーシアLNG社より購入する予定。引渡条件はDESおよびFOB.
ソースネクスト 世界50言語を話しかけるだけで「通訳」
ソースネクスト(本社:東京都港区)は12月14日から、世界50言語に対応し、話しかけるだけで指定した言語へ訳して、音声で返してくれる先進のデバイス「POCKETALK(ポケトーク)」を発売する。
世界61カ国で使える専用グローバルSIMをセットしたモデル(2万9800円・税別)と、Wi-Fiで利用できる本体のみのモデル(2万4800円・税別)をそれぞれホワイト/ブラックで発売する。また、専用グローバルSIMのみ(1万円・税別)の購入もできる。2020年までに50万台の販売を目指す。
日本電子材料 シンガポールに子会社 需要増に対応
日本電子材料(兵庫県尼崎市)は、シンガポールに全額出資により子会社を設立する。新会社「JEM Asia Pte.Ltd.(仮称)」の資本金および設立時期は未定。半導体検査用部品(プローブカード)の販売およびメンテナンスを手掛ける。
シンガポールをはじめとした東南アジアで、半導体の生産拡大によるプローブカード需要の増加が予想されることを踏まえ、新たにシンガポールに現地法人を設立し、海外事業の強化を図る。
ルミネ シンガポールに11/25海外初店舗グランドオープン
ルミネ(本社:東京都渋谷区)は、シンガポールに海外初の店舗として11月25日にグランドオープンする。同店はシンガポールリバー沿いの有数の観光エリアClarke Quay(クラークキー)エリア商業ビル内に出店する。
店舗面積は約930平方㍍(約280坪)、営業時間は11時~22時。ルミネ100%出資の「LUMINE SINGAPORE PTE.LTD.」がショップを運営する。働く女性をメインターゲットに、ルミネ独自の視点で”TOKYO STYLE・CULTURE・DESIGN”を発信するコンセプトストアとして、ファッションを中心としたトータルライフスタイルの提案、発信を行っていく。
日立化成 中国に異方導電フィルム試験・解析施設を開設
日立化成(東京都千代田区)はこのほど、日立化成工業(蘇州)有限公司の開発センター内に異方導電フィルム(以下、ACF)のディスプレイ部材への実装、信頼性試験および解析を行う施設「インテグレーションラボ」を開設した。
これにより、実装から解析までACFに関する一連の評価を中国国内で行うことができるようになり、アジア地域の顧客(ディスプレイメーカー)のディスプレイ開発期間を短縮することが可能になる。
蝶理 台湾・台北市に現地法人設立 18年4月稼働
蝶理(本店:大阪市中央区)は、台湾・台北市に現地法人「台湾蝶理股份有限公司」を設立する。資本金は3000万台湾㌦(約1億1100万円)で、2018年4月1日から本格稼働開始する。繊維全般・化学品・機械設備関連の卸売、輸出入および仲介取引などを手掛ける。従業員は16名。現地法人設立に伴い、台北支店は閉鎖する。
日本特殊陶業 インドで工場増築 自動車部品生産増強
日本特殊陶業(本社:名古屋市瑞穂区)はインドで工場を増築し、自動車用部品の生産能力を増強する。2018年にスパークプラグの生産能力を現在と比べ倍増するほか、インドで新たに酸素センサの生産を開始する。今回は総額約17億円の設備投資を見込んでいるが、需要拡大に伴い、今後追加投資も検討していく。
スパークプラグの補修市場における需要の拡大とインド国内の排ガス規制基準がバーラト・ステージ(BS-6)へ引き上げられることによる二輪車用酸素センサの需要増加に対応する。
島津製作所 環境センサの実用化へシンガポール大学と共同研究
島津製作所(本社:京都市中京区)は、7月にシンガポール国立大学(以下、NUS)と締結した包括共同研究契約の一環で、環境センサ技術の実用化に向けた共同研究開発を開始する。
この契約におけるテーマの一つとして、シンガポール子会社SHIMADZU(ASIA PACIFIC)PTE LTD(略称:SAP)は、河川や湖など淡水中のリンや窒素をppbレベルで検出するための環境センサ技術の開発にNS環境研究所と共同で取り組む。
島津製作所が2017年内にSAPで開設予定の「イノベーションセンター」を共同研究の拠点とし、本社の技術者や設計担当者、製品企画担当者も随時携わりながらプロト機の開発を進めるなど、製品化および実用化を念頭に置いている。2019年6月30日までの研究期間に両者合わせ約150万シンガポール㌦の投資が計画されている。
流行発信ショップ 中国・上海地下鉄駅構内に海外初出店
東急レクリエーション(本社:東京都渋谷区)が首都圏に4店舗を展開する流行発信ショップ「ranking ranQueen(ランキンランキン)」が、中国・上海地下鉄の「徐家●(シュージャーホイ)」駅構内に海外初出店する。
ランキンランキン初となる海外店舗は、上海急線企業管理有限公司(本社:中国上海市)とライセンス契約を締結し、10月30日に中国の上海地下鉄シュージャーホイ駅構内に開業する駅直結型商業施設「LINE plus(ラインプラス)シュージャーホイ」内にグランドオープンする。
三井化学東セロ 台湾で製販新会社 19年9月稼働
三井化学(本社:東京都港区)の100%子会社、三井化学東セロ(本社:東京都千代田区)は、台湾に半導体製造工程用テープ「イクロステープ」の製造・販売会社を設立する。
新会社の名称(英名)はTaiwan Tohcello Functioal Sheet,Inc.で、所在地は台湾・高雄市路竹区南部サイエンスパーク高雄パーク(申請中)。資本金は5億5000万台湾㌦(約20億円)で三井化学東セロが100%出資する。生産能力は年間380万平方㍍。2017年11月設立、2019年9月に営業運転を開始する予定。
イクロステープは半導体製造工程に用いられる保護テープで、とくにシリコンウエハーの裏面研削工程用として世界トップシェアを持つ。