岸田首相は8月29日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出に反発を強める中国に対し、専門家同士の科学的根拠に基づいた説明と協議に応じるよう重ねて呼び掛けた。これにより中国政府に対し、日本産水産物の輸入全面停止の即時撤廃を粘り強く求める考えだ。
中国の輸入停止措置を巡っては、高市経済安全保障相が同日、過去にオーストラリアが中国を世界貿易機関(WTO)に提訴したことを挙げ、「何らかの形での対抗措置も検討しておく段階に入っている」と言及している。
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1〜6月出生数3.6%減の37万人にとどまり2000年以降で最少
7月 求人倍率1.29倍に低下 完全失業率は2.7%, 就業者数0.3%伸び
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松野官房長官 原発処理水放出巡る中国の「嫌がらせ」を憂慮
外務省 中国渡航邦人に注意呼び掛け 原発処理水放出への反発で
京大 iPS細胞活用し難病の筋ジストロフィー治療に新技術
京都大学iPS細胞研究所の堀田秋津准教授らの研究グループは、難病の筋ジストロフィーの患者からiPS才能をつくり、遺伝子を操作できる新しい技術を使って、病気の原因となる異常を取り除いて正常な細胞をつくることに成功したと発表した。
遺伝子変異の場所が異なる3人の筋ジストロフィー患者からiPS細胞をつくり、ゲノム編集と呼ばれる遺伝子操作の中でも、国内で開発された新しい手法を使って、3人のそれぞれ病気の原因となる異常な細胞を取り除くことに成功したという。このiPS細胞を筋肉の細胞に変化させて調べたところ、機能が正常になったことを確認できた。研究グループは今後、新しい治療法の開発につなげたいとしている。