フランチャイズ規制へ 直営店数150点に制限

 インドネシアのギタ商業相はこのほど、①直営店の上限を150店に制限し、以降はフランチャイズ店にする②店舗数がすでに150店を超えている場合、151店以上の店舗の40%以上をフランチャイズ店にする-など、スーパーやコンビニのフランチャイズ展開に関する同大臣令(2012年68号)を発令した。現在、同法に違反している企業について、5年間の猶予期間を設ける。
 商業省によると、国内6000店以上を展開する大手コンビニチェーンのインドマレット、アルファマートがそれぞれ同法に違反している。現在、海外企業400社がインドネシアでフランチャイズを展開。国内市場の売り上げの6割が海外発のフランチャイズ店だという。