2月の完全失業率は5.92%に改善 失業者は7万人減

2月の完全失業率は5.92%に改善  失業者は7万人減
 インドネシア中央統計局は5月6日、2月時点の完全失業率は5.92%だったと明らかにした。前回調査の昨年8月から0.22ポイント改善した。労働力人口が2.67%増の1億2119万人だったのに対し、就業者数はこれを上回る2.91%(322万人)増の1億1402万人だったため。失業者は7万人減の717万人となった。
 15歳以上人口に対する労働力人口の割合を示す労働力人口比率は、1.33ポイント上昇し69.21%となった。就労時間が週35時間以上の就業者は7831万人で180万人増加した。だが、全就業者に占める割合は昨年8月の69.05%から68.68%へわずかに低下した。
 職業別の就業者人口では、全体の35%を占める農業が最大の3996万人。全8業種中6業種が増加したが、製造業は59万人減の1478万人、その他は4万人減の181万人に縮小した。最終学歴別の失業率は、高校卒が9.39%で最高。中学卒は唯一悪化し、8.24%となった。大学卒は5.04%に改善した。