KYBなどがブカシ県で建機部品の共同出資会社設立

KYBなどがブカシ県で建機部品の共同出資会社設立
 KYB㈱(東京都港区)と伊藤忠丸紅鉄鋼㈱(東京都中央区)は5月15日、インドネシア西ジャワ州ブカシ県に10月、ショベル用油圧シリンダーを製造販売する共同出資会社を設立すると発表した。今後、堅調な需要が見込まれるインドネシアをはじめとするASEAN(東南アジア諸国連合)域内で現地生産することで建機メーカーに応えるとともに、伊藤忠丸紅鉄鋼が持つ調達、現地オペレーションのノウハウを活用、より製品の競争力を高めていくのが狙い。
 設立する新会社は「PT KYB HYDRAULICS MANUFACTURING INDONESIA」、資本金は1500万米㌦(約15億円)で出資比率はKYB75%、伊藤忠丸紅鉄鋼25%。2014年11月に生産開始する予定。2015年に年間30億円の売上高を目指す。総投資額は2億6300万米㌦(約26億3000万円)。敷地面積は5万平方㍍、建物面積は1万平方㍍。