伊藤忠 インドネシア石炭火力発電所建設工事受注

伊藤忠 インドネシア石炭火力発電所建設工事受注

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は、韓国の大手エンジニアリング会社Hyundai Engineering Co.,Ltd.およびインドネシアの大手エンジニアリング会社PT.Truba Jaya Engineeringとコンソーシアムを組成し、Kalselteng-2(カルセルテン2)石炭火力発電所(インドネシアカリマンタン島南カリマンタン州、総発電容量200MW)のEPC(設計・調達・建設)契約をインドネシア国有電力会社PLNとの間で締結し工事に着工した。契約額は約4億米㌦で、2020年の完工を予定。
同プロジェクトは南カリマンタン州に位置する既設石炭火力発電所(1~4号機、65MW×4基)に、新たに5、6号機を増設するプロジェクト。主要機器にIHI製ボイラーおよび富士電機製の蒸気タービン発電機を採用することで、環境負荷を低減する。
日本企業によるインフラ関連事業の輸出を支援するため、PLNに購入資金として国際協力銀行(JBIC)並びに三菱東京UFJ銀行による協調融資(169億円および約8900万米㌦)が提供される。