外貨準備高6月に比べ「7月の減少幅は小さい」中銀副総裁

外貨準備高6月に比べ「7月の減少幅は小さい」中銀副総裁
 地元紙によると、インドネシア中央銀行のペリー・ワルジョ副総裁は、今週末に公表される予定の7月末時点の外貨準備高について、市場介入した分は減少するが、6月に比べれば「7月の減少幅は小さい」との見解を示した。
 国営マンディリ証券のエコノミストは、7月末時点で外貨準備高は940億~960億㌦の範囲と予想。「中銀がルピア安を容認し、市場介入を緩めた今月第3~4週にかけて、外貨準備高は上昇傾向になったため、減少幅はそれほど大きくならない」と話している。