新菱冷熱 シンガポール地下鉄駅舎・トンネル設備工事受注

新菱冷熱 シンガポール地下鉄駅舎・トンネル設備工事受注

新菱冷熱(本社:東京都新宿区)は2017年10月、シンガポールのLTA(陸運庁)から地下鉄トムソン・イーストコースト線ステージ4・5」の駅舎の空調・換気設備とトンネルの換気設備の設計・施工を受注した。この工事は先行して着工している建設工事の建築・土木事業者と共同・連携し、2024年の完成を目指している。
シンガポール政府は2030年までの軌道系都市交通システムの整備計画を公表し、新規路線の建設や既存線の延伸を進めている。
最終ステージとなるこの工事は、市内中心部の人気リゾートホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」に隣接する「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅」から、東南部海岸線の終点「スンゲイ・べドック駅」までと、そこから接続するダウンタウン線の「エキスポ駅」まで延伸する計画で、全長15.2㌔㍍あり、新菱冷熱は10駅の駅舎空調・換気設備とトンネル換気設備を担当する。