日産自の中国合弁 22年に7割増の260万台販売

日産自の中国合弁 22年に7割増の260万台販売

日産自動車と中国の東風汽車集団が折半出資する合弁会社、東風汽車有限公司(本社:中国湖北省武漢市、以下DFL)は、2022年までに①電気自動車(EV)を中心に製造、研究開発、環境分野などに600億元(約1兆円)を投資する②総販売台数を2017年実績比7割増の260万台に引き上げる③売上高3000億人民元達成を目標とする-などを骨子とする中期経営計画を発表した。
この販売台数のうち22年時点の電動車比率を30%まで引き上げる。このため、22年までに40車種以上投入し、そのうち半分の20車種以上をエンジンで発電してモーターで駆動する「eパワー」搭載車種を含めた電動車にする。高級車ブランド「インフィニティ」では22年までに品揃えの25%を電動車にし、25年までにはすべて電動車に切り替える。