清水・前田建設 ベトナム初の地下鉄工事でシールドトンネル貫通

清水・前田建設 ベトナム初の地下鉄工事でシールドトンネル貫通

清水建設と前田建設工業がJV(共同企業体)で建設を進めているベトナム・ホーチミン市の都市鉄道1号線CP1B工区で、このほどベトナム初の地下鉄シールドトンネルが貫通、総延長1562㍍のトンネル掘削を終えた。
同1号線はホーチミン市中心部のベンタンと同市東北部のスオイティエンを結ぶベトナム初の都市鉄道。総延長は19.7㌔㍍で、建設工事は日本の円借款により、地下区間2工区と地上区間1工区の3工区に分けて発注され、いずれの工区も日本企業を代表企業とするJVが施工を手掛けている。現在の工事全体の進捗率は7割を超え、工事は最終段階を迎えている。