新明和工業 航空旅客搭乗橋自動装着システム受注

新明和工業 航空旅客搭乗橋自動装着システム受注

新明和工業(本社:兵庫県宝塚市)はこのほど、航空旅客搭乗橋の自動装着システムを開発し、成田国際空港とシンガポールのチャンギ国際空港から受注したと発表した。両空港へは2019年2月に納入する予定。
今回開発した自動装着システムは航空旅客搭乗橋が航空機のドア(乗降口)の10㌢㍍手前まで自動で接近するのが大きな特徴で、世界で初めて同社が実用化した。従来の自動システムでは航空機のドアの100㌢㍍手前までの接近が限界だった。これにより、オペレーターの技量が不要となり、未経験者でもボタン一つで精度の高い装着操作ができるようになる。