日本が新型肺炎を2/1から「指定感染症」に 前倒し施行

安倍晋三首相は1月31日、中国を中心に世界の21の国と地域で感染が広がっている新型コロナウイルスによる肺炎について、感染症法で定める指定感染症の政令の施行を、2月1日に前倒しすると表明した。当初は2月7日の施行を予定していたが、WHO(世界保健機関)が新型肺炎について、「緊急事態」に該当すると宣言したことを踏まえ、施行を早めた。指定感染症では強制的に患者を入院させたり、就業を制限したりできる。指定感染症は2014年の中東呼吸器症候群(MERS)以5例目。