ゴーゴーカレー、ジャカルタに初上陸 1号店オープン

ゴーゴーカレー、ジャカルタに初上陸 1号店オープン
 金沢カレーの「ゴーゴーカレー」をチェーン運営するゴーゴーシステム(石川県金沢市)は10月25日、ジャカルタにインドネシア1号店を開店した。日本のカレー専門店がインドネシアに進出するのは初めて。今後、地方都市にも展開する計画で、2020年には同国で20店舗体制とする考え。
 1号店は西ジャカルタの商業施設「チプトラ・モール」内に出店。座席数は約50席。店舗の運営はゴーゴーシステムとライセンス契約を結ぶ現地の日系コンサルタント会社リネクサス・インドネシアが手掛ける。ムスリムに配慮し、豚肉やラードを使わないカレールーを現地の協力工場で生産。主力メニューはチキンカツカレーで、価格は5万ルピア(約440円)からに設定している。開店初日は店名にちなんで、先着555人に5500ルピアの特別価格で提供された。
 11月5日には中央ジャカルタの商業施設「シティウォーク・スディルマン」に2号店をオープンする。ムスリムが気軽に利用しやすいように、「ハラル」認証の取得手続きを進めている。ゴーゴーシステムの宮森宏和・最高経営責任者(CEO)は、すでにマレーシアからも出店要請の引き合いもあると明かしたうえで、インドネシアを皮切りに将来的には日本のカレーを他のイスラメ圏の国でも提供したい-と意気込みを語っている。