介護サービスのロングライフが合弁で初進出

 介護サービス事業を展開するロングライフホールディング(本社・大阪市)は現地不動産開発会社のジャバベカ社と合弁で新会社「ジャバベカ・ロングライフ・シティ」を設立。西ジャワ州ブカシ県チカランのコタ・ジャバベカ内に開発中の医療機関を中心とした複合団地「メディカル・シティ」で有料老人ホームを運営する。当初は国内の富裕層をターゲットとし、将来的には在留外国人の入居、日本からの高齢者の受け入れも視野に入れている。
 合弁会社の資本金は25億ルピア(約2000万円)で、出資比率はジャバベカが66%、ロングライフが34%。70㌶のメディカル・シティ内のうち、8㌶の敷地に、スポーツ施設などを併設した高齢者向けの住居群「シニア・リビング」を開発する計画。建築開始は11月。来年末までに入居開始を予定。
 ロングライフは昨年末、中国で日本企業として初めて老人ホームの運営を開始。インドネシアは2カ国目の海外進出。

産機の現地法人がクレーン工場開設、操業開始

 クレーン製造の産機(島根県松江市)の現地法人、サンキ・クレーンズ・インドネシアはこのほど、西ジャワ州ブカシ県の工業団地グリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センター(GIIC)に工場を開設、操業開始した。新工場では機械メーカーや造船所などで使う各種クレーンを製造。日系企業によるインドネシアでのクレーン工場は初めて。