日本で働く外国人労働者127万人余 過去最多 ベトナム人急増
厚生労働省のまとめによると、日本で働く外国人労働者は2017年10月末時点で、前年同期比19万4000人(18%)増の127万8670人に達し、統計を取り始めた2008年以降、最も多くなったことが分かった。
国別では中国人が最も多く37万2000人、次いでベトナム人が24万人、フィリピン人が14万6000人などと続いている。中でもベトナム人は前年同期比で40%近く増えたのが目立つ。
産業別では「製造業」が38万5000人、清掃などの「サービス業」が18万9000人、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの「卸売業・小売業」が16万6000人などとなっている。
在留資格別では日系人や日本人の配偶者などが45万9000人、留学生が25万9000人、技能実習生が25万7000人などで、留学生がおよそ24%増加した。