KL-シンガポール高速鉄道 安全面で中国受注に難色
南洋商報によると、マレーシアのクアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道建設事業の受注をめぐり、シンガポール側が安全上の懸念から中国による落札に難色を示しているという。4月4日付の同紙が伝えたもの。
ただ、シンガポールの外交官は高速鉄道構想について「シンガポールの計画はまだ固まっていない」とし、どこが落札かを判断するのは時期尚早としている。同高速鉄道建設事業の受注をめぐっては、中国がライバルの日本、フランスなどに比べ有利との見方がある。