5月実質賃金2.9%減り5カ月連続マイナス, 給与増も物価高で 2025-07-09アジア-社会, つなぐfujishima 厚生労働省によると、給与の増加が物価高に追いつかず、5月の実質賃金は2.9%減り、5カ月連続のマイバスとなった。同省が発表した毎月勤労統計調査によると、5月の現金給与総額は平均30万141円で前年同月比1%増え、41カ月連続でプラスとなった。これに対し、いぜんとして多品目にわたり上昇し続ける物価高が、賃金増を上回る月が続いている。
コメ平均価格5㌔3,672円 6週連続値下がり 5カ月ぶり3,600円台 2025-07-09アジア-社会, つなぐfujishima 農林水産省によると、6月23日から29日までに全国のスーパーで販売されたコメ5kgの平均価格は前の週より129円下がって3,672円となった。6週連続の値下がりで、3,600円台となるのはおよそ5カ月ぶり。 それぞれの平均価格は「銘柄米」が前の週より51円下がって4,290円、備蓄米を含むブレンド米が133円下がって3,213円、随意契約の備蓄米は23円下がって2,054円だった。
トランプ大統領 8月から対日関税25% 譲歩迫り交渉に圧力 2025-07-09アジア-社会, つなぐfujishima トランプ米大統領は7月7日、自身のSNSで石破首相に対し宛てた書簡を公開し、「8月1日から輸入するあらゆる日本の製品に25%の関税をかける」と明らかにした。これに合わせて、レビット大統領報道官は「相互関税」の上乗せ分の停止期限を7月9日から8月1日に延長すると説明した。 新たな関税率を示し圧力をかけつつ、日本をはじめ、まだ合意に至っていない各国・地域に対し、譲歩を迫る戦略とみられる。
ジャカルタで東京ガールズコレクション 両国の文化を融合 2025-07-08アジア-社会, つなぐfujishima インドネシアの首都ジャカルタで7月5〜6日、日本最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」が開かれた。日本における通常の構成とは異なり、日本だけでなく、現地のアーティストやファッションブランドのショーを盛り込み、両国のポップカルチャーの融合を狙った。TGCのインドネシアでの本格的な開催は初めて。
大リーグ球宴 山本, 菊池 大谷含め日本勢最多3人選出 2025-07-08アジア-社会, つなぐfujishima 米大リーグ機構は7月6日、オールスター戦(7月15日、アトランタ)の投手と控え内野手を発表した。ナ・リーグでドジャースの山本由伸投手が初めて選ばれた。ア・リーグではエンゼルスの菊池雄星投手が2度目選出された。この結果、ファン投票でナ・リーグの最多票を獲得し、指名打者で先発出場が決まっているドジャースの大谷翔平選手を含め、日本勢は過去最多に並ぶ3人がメンバーに入った。 ナ・リーグの打点でトップを争っているカブスの鈴木誠也外野手は選出されなかった。
「あしなが育英会」創設 会長の玉井義臣氏死去, 90歳 2025-07-08アジア-社会, つなぐ, 介護fujishima 災害や病気などで親をなくした子どもたちを支援する「あしなが育英会」の創設者で、会長の玉井義臣氏が7月5日、都内の病院で敗血症性ショックで亡くなった。90歳だった。 玉井氏は大阪出身。大学卒業後、経済ジャーナリストとしてデビュー。母親を交通事故で亡くしたことをきっかけに、交通評論家として交通事故被害者の救済に向けた取り組みを開始。1969年に「交通遺児育英会」、1993年に「あしなが育英会」を立ち上げ、1998年から会長を務めていた。1969年以降、玉井氏の支援で高校や大学などに進学した遺児は11万人余りに上るとされる。
マスク氏「アメリカ党」結成表明 26年議会選, 第三極に照準 2025-07-07アジア-社会, つなぐfujishima イーロン・マスク氏は7月5日、新党「アメリカ党」を結成すると表明した。Xに結成の賛否を尋ねるアンケートを実施した結果、決断した。与党・共和党、野党・民主党が拮抗する議会構成を想定し、少数政党でも法案の成否のカギを握る第三極の座の確保に照準を置く。2026年11月の米連邦議会上下両院選で、少数の選挙区に絞って候補者擁立を探る構え。
25年1〜6月ラーメン店倒産25件 いぜん過去2番目の高水準 2025-07-07アジア-産業, アジア-社会, つなぐfujishima 東京商工リサーチのまとめによると、2025年上半期(1〜6月)のラーメン店倒産は25件で、集計開始以降、最多だった前年同期の33件から24.2%減少した。3年ぶりに減少に転じたが、件数は過去2番目の高水準にある。 負債総額は前年同期比23.8%増の16億5,700万円で、3年連続で増加した。前年同期と比較すると、負債額1億円以上の倒産が5件(前年同期3件)発生し、これまでの小規模・零細規模から、やや大口化の兆しがみられる。
埼玉・行田市の1,400年以上前の「古代ハス」が見ごろ 2025-07-07アジア-社会, つなぐ, 歴史くらぶfujishima 埼玉県行田市内の公園「古代蓮の里」の池で育てられている、およそ10万株の古代蓮(ハス)が直径20cmほどのピンク色の花をつけ、見ごろを迎えている。このハスは咲き始めの朝早い時間帯が美しく見えるといわれ、大勢の人が朝早くから同公園を訪れて写真に収めたり、池の周りを散策していた。この古代蓮は7月中旬にかけて開花の最盛期を迎えるという。 行田市の古代蓮は、昭和40年代に市の造成工事で1,400年以上前の地層から掘り出された種が自然に発芽。これを機に本格的に栽培が始まり、今日に至っている。
京大 マウスでES使い卵子の元”卵母細胞”の大量作製に成功 2025-07-07アジア-社会, つなぐ, 新技術・新開発fujishima 京都大学の斎藤通紀教授らのグループは、マウスの実験で、体の様々な細胞に変化できるES細胞を使い、卵子の元になる細胞「卵母(らんぼ)細胞」を効率よく大量につくり出すことに成功したと発表した。1回の実験で、従来の10倍から100倍ほど多くつくることができたという。 これまで必要とされてきた、卵巣の細胞を使わずにつくることができ、グループは卵子ができる詳しいメカニズムの解明や、不妊治療の研究につながる成果だとしている。