大麻草原料の医薬品の利用を認める改正大麻取締法が12月6日、参院本会議で可決、成立した。2024年にも施行する。大麻の主要成分の一つ、カンナビジオール(CBD)は害がほとんどなく、海外では抗てんかん剤として利用されている。日本でも治験が実施されており、今回の法改正に伴い医療現場で実際に利用できるようになる。
大麻に関する現行法では、これまで大麻の所持や栽培の禁止にとどまっており、今回使用罪も新たに創設された。主に若年層による乱用への対策として7年以下の懲役刑も規定する。2022年には大麻関連の検挙人数の約7割が30歳未満だった。
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東大 白亜紀の草食恐竜の食性の時代変化を解明 歯の傷の分析で
白亜紀(約1億5,000万年前から6,600万年前)の草食恐竜はどんな植物を食べていたのか?東大と、沖縄科学技術大学院大学、英国リンカーン大学のメンバーを含めた国際共同研究グループは世界で初めて、白亜紀の生態系で重要なメンバーであった鳥脚類恐竜の食性変化を明らかにした。これは歯の微細な傷(マイクロウェア)を分析し、歯の摩耗を促進させる植物を食べるような変化があったことを調べ上げたもの。この成果は、12月1日に古生物学の学術誌『Palaeontology』に掲載された。
今後、同様の手法を鳥脚類以外の草食恐竜にも適用することで、恐竜と被子植物がどのように関係しながらも、進化してきたのかを、明らかにできると期待される。
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レモンポップ 競馬チャンピオンズCを逃げ切り G1, 3勝目
ダート競馬の王者決定戦、第24回チャンピオンズカップ(1800mダート、15頭出走、G1)は12月3日、中京競馬場で行われた。1番人気に支持されたレモンポップ(坂井瑠星騎乗)が1分50秒6で優勝し、1着賞金1億2,000万円を獲得した。レモンポップは今年のフェブラリーステークス、地方競馬のマイルチャンピオンシップ南部杯(中央・地方交流戦)に続くG1,3勝目。坂井騎手、田中博康調教師いずれもこのレース初勝利。ダート界に新たなスターが現れた。
レモンポップは、このレースでは全く好走実績がなく不利と思われた外枠から逃げ戦法を取り、最初の直線で先頭に立った。道中、他馬と競る場面もなく、そのまま鮮やかに逃げ切った。1馬身1/4差の2着に、他馬とは全く違う脚色で猛追してきた12番人気のウイルソンテソーロ、さらに首差の3着に9番人気のドゥラエレーデが入った。