京都大学の西浦博教授らのチームは、新型コロナウイルスワクチンの接種によって、国内の2021年2〜11月の感染者と死者をいずれも90%以上減らせたとの推計結果をまとめた。研究成果は10月18日付の英科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載された。
この期間の実際の感染者は約400万人と推計され、死者は約1万人だったが、ワクチンがなければそれぞれ約6,330万人と約36万人に達していた恐れがあるとしている。また、ワクチン接種のペースが実際よりも14日間早ければ感染者と死者を半分程度に抑えられ、14日間遅かったら感染者は2倍以上、死者は約1.5倍に拡大していたとの結果も出た。
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競馬マイルCS ナミュールが圧巻、末脚爆発 G1初制覇
競馬の秋のマイル王決定戦、第40回マイルチャンピオンシップ(G1、1600m芝、16頭出走)は11月19日、4年ぶりに京都競馬場で行われ、5番人気のナミュール(藤岡康太騎乗)が1分32秒5で優勝、G1初制覇した。1着賞金1億8,000万円を獲得。らいあん・ムーア騎手の落馬負傷による乗り替わりだった藤岡康太騎手、高野友和調教師ともにこのレース初勝利。
ナミュールはこのレース後方で脚をため、末脚にかけた。すると、これまで重賞レースで善戦健闘しながら上位入選止まりで、頂点に届かなかったのが嘘のように、最後の直線が圧巻だった。藤岡騎手が追い出し賢明にムチを入れると豪脚を披露、先行馬群を差し切った。首差の2着に3番人気のソウルラッシュ、さらに半馬身差の3着にジャスティンカフェが入った。1番人気に支持されていたシュネルマイスターは7着に終わった。