厚生労働省は9月2日、新型コロナウイルスに感染し自宅療養している患者数(8月31日午前0時時点)が、前週比17万227人減の139万1,061人だったと発表した。
お盆期間による人の移動の影響で全国的に新規感染者が増え、これとともに自宅療養者も増え続け、前週(8月24日時点)は過去最多だったが、ようやく減少に転じた。
自宅療養者数を都道府県別にみると、大阪が12万7,496人で最多。以下、愛知が10万2,932人、東京が9万3,407人と続いている。
全国のコロナ死者 9/2 最多の347人確認
22年上半期出生数38万人 初めて40万人割り過去最少
厚生労働省が8月30日公表した人口動態統計(速報値)によると、2022年上半期(1〜6月)の出生数は、前年同期比5.0%減の38万4,942人だった。上半期の速報値では2,000年以降最も少なく、初めて40万人を下回った。一方、2022年上半期の婚姻数は前年同期比微増(243組増)の26万5,593組だった。また、死亡者数は前年同期比4万8,269人増の77万7,213人だった。
これらの速報値には日本在住の外国人や在外日本人の数が含まれている。
今年6月に公表された2021年の出生数は1899年の統計開始以降、過去最少の81万1,604人で、前年より2万9,213人減った。1人の女性が生涯に産む子どもの数に相当する合計特殊出生率は1.30だった。