米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(28)が8月9日、オークランドで行われたアスレチックス戦に2番・投手兼指名打者として先発し、6回無失点で今季10勝目を挙げ、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる同一シーズンでの「2ケタ勝利、2ケタ本塁打」の偉業を達成した。試合は5−1でエンゼルスが勝った。
大谷はこの試合で、3回には日米通算1,000奪三振に到達、7回にはライトスタンドに25号ソロホームランを放ち、メジャー通算118号となり、日本人大リーガーでイチロー(117本)を抜いて単独2位となった。ちなみに1位は松井秀喜の175本。
7月「物価高倒産」82.4%増の31件 建設,運輸目立つ
帝国データバンクのまとめによると、2022年7月の企業倒産はコロナ禍で初めての3カ月連続の増加となった。”ウッドショック”と呼ばれる木材や資材高を受けた建設業のほか、燃料高の高止まりが続く運輸業を中心に、過去5年間で最多ペースとなっている。
とりわけ際立つのが「物価高倒産」。法的整理となった企業のうち、原油や燃料などの「仕入れ価格上昇」、取引先からの値下げ圧力などで価格転嫁できなかった「値上げ難」などにより、収益が維持できず倒産した企業が急増した。
2018年以降、2022年7月までにこの物価高倒産が累計558件に上った。このうち2022年は1〜7月で116件、7月だけで31件となっている。前年同月比82.4%増えている。
ちなみに物価高倒産の年別発生状況をみると、2018年は85件、2019年は122件、2020年は97件、2021年は138件だった。