桜開花トップは東京で3/18 ウェザーニューズ第1回サクラ開花予想

ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区)は1月13日、桜の季節に向けて「第1回桜開花予想」を発表した。2021年のソメイヨシノの開花は、平年よりも早いところが多い。
開花トップは3月18日の東京。20日に横浜、福岡、高知が続く。3月末までに西・東日本の各地で開花し、4月上旬に北陸や長野、東北南部でも咲き始める。4月下旬には北海道へ桜前線が上陸。全国で最も開花が遅い釧路方面で5月上旬に開花を迎える。

深層学習でクロマグロの卵のふ化予測に成功 横浜市立大など

横浜市立大学、慶應義塾大学、水産研究・教育機構水産技術研究所、理化学研究所などの研究チームは1月12日、深層学習を用いて、太平洋クロマグロの産卵直後の卵がふ化するか否かを高精度に予測する技術を開発したと発表した。
今後この技術を用いて、質の高い卵のみを選択的にふ化、飼育することでクロマグロ種苗(養殖用の稚魚)生産の効率化が期待される。

日本の20年企業倒産7,773件 30年ぶり低水準 公的支援奏功

東京商工リサーチのまとめによると、2020年の全国の企業倒産(負債額1,000万円以上)は、前年に比べ7.3%減の7,773件で、バブル経済期の1,990年以来30年ぶり低水準にとどまった。減少は2年ぶり。新型コロナウイルス対策の実質無利子・無担保融資など各種の給付金、公的支援策が奏功した。コロナ禍に関連した経営破綻は792件。負債総額は前年比14.3%減の1兆2,200億円。業種別ではサービス業が1.1%増の2,596件。建設業や卸売業、製造業の倒産は減少した。

ベトナム 21年初の最低賃金 20年水準を据え置き 7/1に改定か

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム政府は例年1月1日付で最低賃金を改定していたが、2021年は同日付の改定を実施せず、2020年の最低賃金を継続する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で多くの企業の業績が悪化していることを考慮したものとみられる。
労働総同盟(VGCL)は2021年の最低賃金の引き上げと改定時期を7月1日に変更することを提案しており、国家賃金評議会との間で協議されるもよう。
2020年の最低賃金は地域1(ハノイ市、ハイフォン市、ホーチミン市など)は442万ドン(約1万9,890円)、地域2(ダナン市、バクニン省など)は392万ドン、地域3(ハナム省など)343万ドン、地域4(地域1~3以外)は307万ドン。

20年宿泊業の倒産53%増の118件 7年ぶり100件を上回る

東京商工リサーチのまとめによると、2020年の負債額1,000万円以上の倒産は前年比57.3%増の118件に上り、7年ぶりに100件を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限でインバウンド需要が消失したほか、国内旅行の自粛の動きも大きく響いた。118件のうち、55件がコロナ禍の影響だった。
宿泊業の倒産は39都道府県で発生。温泉地やスキー場が多い長野県が12件で最多だった。東京都が11件、静岡県が9件で続き、福島、三重、京都の3府県でそれぞれ5件に上った。

新たに7府県に緊急事態宣言を発令 新型コロナウイルス対策で

日本政府は1月12日、急拡大する新型コロナウイルスの対策で、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地地域に新たに大阪、兵庫、京都、愛知、岐阜、栃木、福岡の7府県を追加することを決めた。期間は東京など1都3県と同じ2月7日まで。
政府は、7府県ではいずれも直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が4段階で最悪の「ステージ4(感染爆発)」の目安(25人以上)を超え」医療提供体制もひっ迫しつつあることから、宣言発令が必要と判断した。
この結果、緊急事態宣言対象地域は首都圏の1都3県を含め11都府県となった。

日本政府 関西3府県にも緊急事態宣言で調整 週内にも発出へ

日本政府は1月11日、新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、大阪、兵庫、京都の3府県からの要請を踏まえ、今週中にも3府県を対象に特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出する方向で調整に入った。政府内には経済活動への影響を最小限にとどめたいとの思惑から慎重な声もあったが、連日、新規感染者が最多を更新する事態の回避には緊急事態宣言の発出により、国民への事態の周知化およびコロナ対策の再認識が必要と判断した。

ブラジルから入国の4人から新たなコロナ変異種の感染者確認

厚生労働省によると、ブラジルから羽田空港に1月2日に到着した10~40代の男女4人が、これまで確認されていなかったタイプの新型コロナウイルスの変異種に感染していたことが分かった。この結果、日本国内での変種への感染確認は計34人になった。また、コロナ変異種は英国、南アフリカ、ブラジルの3タイプとなった。