東京五輪・新種目の自転車オムニアムで梶原悠未が銀メダルを獲得した。五輪の自転車競技で日本の女子選手が表彰台に立つのは初めて。女子オムニアムは1日で7.5kmから20kmの4つの種目を行い、種目ごとに順位などに応じた合計を競うもの。今回日本からは世界選手権で日本初の金メダルを獲得した梶原が出場した。
卓球の水谷 現役引退を表明「冒険はここまで」
卓球男子の水谷隼(32)が8月7日、数年来悩まされてきた目の不調を理由に、現役を退く意向を明らかにした。「目の治療法はない。悔しいが、自分の冒険はここまで」と語った。
コロナ禍で税滞納22年ぶりに増加 督促減少 国税庁
国税庁のまとめによると、2020年度末の所得税や法人税、消費税などの国税滞納残高が前年度比9.7%増の8,286億円だった。増加は1998年度以来22年ぶり。同庁は新型コロナウイルス対策の納税猶予特例制度に関する事務を優先し、電話での督促や差し押さえなどの滞納整理業務を抑制したためとしている。
国税庁は2020年2月以降、コロナ禍で打撃を受けた事業者に対し税の支払いを延滞税なしで1年間猶予していた。特例適用は2020年4月~2021年2月で約32万件、計約1兆5,176億円に上っている。
インドで新型コロナ”第3波”到来の懸念高まる
インドで新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加に転じている。1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す実行再生産数が1を超え、感染がインド国内で再び拡大期に入ったことを示している。
インドではこの数週間、新規感染者数は着実に減少していた。ところが、前回の悲惨な感染拡大の衝撃から立ち直らないうちに、またも”第3波”の脅威への懸念が高まっている。
インドネシアGDP 4~6月期7%増 1年ぶりプラス転換
インドネシア中央統計局が8月5日発表した2021年4~6月期の国内総生産(GDP)は、物価変動を除いた実質で前年同期比7.07%増えた。新型コロナウイルスの流行に伴う景気の悪化で四半期ベースで1999年以降初めてマイナス成長に陥った2020年4~6月期から4四半期ぶりにプラスに転換した。
乙黒拓斗が金メダル 男子65㌔級で日本勢2大会ぶり
東京五輪・レスリング男子65㌔級で乙黒拓斗が金メダルを獲得した。日本の男子がこのクラスで金メダルを獲得するのは2012年ロンドン五輪以来。乙黒は2018年の世界選手権で、19歳10カ月の史上最年少で優勝しているが、五輪は今回が初出場だった。
須崎優衣が金 レスリング女子最多の4階級制覇
東京五輪・レスリング女子50㌔級で初出場の須崎優衣が金メダルを獲得した。この最軽量級は日本女子が3連覇で2大会連続の4階級制覇となった。須崎は国際大会で76連勝を果たしており、2014年から7年無敗を誇る。
侍ジャパン 悲願の金メダル 米国破り37年ぶり頂点
東京五輪・野球の決勝戦が8月7日行われ、日本が米国を2-0で破り金メダルに輝いた。日本の金メダルは公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来37年ぶり。正式競技として1992年バルセロナ五輪から実施されて以来6大会目で初めて。日本は1次リーグ(3連勝)、準決勝、決勝とすべて接線をものにし、5戦全勝で頂点に立った。
決勝戦は先発・森下が5回を3安打無失点に抑え、、その後も千賀、伊藤、岩崎とリレー、9回をクローザーの栗林が安定、投手陣がそれぞれ連打を許さず、見事に米国打線を零封した。一方で打線は、3回に村上が米国先発のマルティネスから打った1号ソロ、8回、米国の3番手の投手マクガフから吉田正が放ったセンター前ヒットの、バックホーム返球が逸れる間に山田が生還し、追加点を奪い、勝利を引き寄せた。
日本女子バスケ75-90米国の7連覇阻止できず「銀」
東京五輪・女子バスケットの米国との決勝戦が8月8日行われた。ベルギー、フランスを撃破し、世界の女子バスケット界に新風を吹き込んだ日本だが、米国の高さと手の長さが”カベ”となり75-90で敗れ、米国の7連覇を阻止できず、銀メダルに終わった。
しかし、密集戦では不利と判断し、スピードとフランス戦ほどの決定率はなかったが、果敢に3㌽シュートを狙い続けた日本ならではのプレーに、敗れはしたが清々しさが残る戦いだった。
ゴルフ女子 稲見萌寧が銀メダル 日本勢初の表彰台
東京五輪第16日の8月7日、ゴルフ女子で稲見萌寧が銀メダルを獲得した。2016年リオデジャネイロ五輪から競技に加わったゴルフでは日本勢初の表彰台。最終ラウンドを3位からスタートした稲見は通算16アンダーの2位で、ニュージーランドのリディア・コと並び、銀メダルをかけプレ-オフとなった。1ホール目で稲見がパー、コがパーパットを外して決着がついた。
金メダルは通算17アンダーの米国のネリー・コルダ。畑岡奈紗とフィリピン代表の笹生優花は通算10アンダー、9位タイだった。