東京パラリンピック第5日の8月28日、競泳男子150m個人メドレー(運動機能障害SM4)決勝で、鈴木孝幸(34)が2分40秒53で銅メダルを獲得した。50m平泳ぎの銅、100m自由形の金に続き、今大会3個目のメダル。同選手は2004年のアテネ大会から5大会連続出場し、通算で8個目のメダルとなった。
パラ トライアスロン男子でメダル 宇田が銀,米岡が銅
東京オリンピック第5日の8月28日、トライアスロン男子で日本人選手が相次いでメダルを獲得した。運動機能障害PTS4で宇田秀生(ひでき)(34)が銀メダル、視覚障害PTVⅠで米岡聡(さとる)(35)が銅メダルにそれぞれ輝いた。
パラ陸上男子400m佐藤友祈が金メダル,上与那原が銅
8月27日行われたパラ陸上男子400m(車いすT52)決勝で、世界記録保持者の佐藤友祈(31)が55秒39で金メダルに輝いた。上与那原寛和(50)は59秒95で銅メダルを獲得した。
モデルナ製ワクチンに異物混入 5都県8会場から
厚生労働省は8月26日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、5都県8カ所の接種会場で計39本の未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったと発表した。このため、同時期にスペインの工場で製造された16万3,000本、接種回数にして163万回分について使用を見合わせることを決めた
陸上男子5000m 唐沢が銀,和田が銅 東京パラ
東京パラリンピック第4日は8月27日、陸上男子5000m(視覚障害T11)で唐沢剣也(27)が15分18秒12で銀メダル、和田伸也(44)は15分21秒03で銅メダルにそれぞれ輝いた。
14歳 山田美幸銀メダル パラ日本史上最年少
東京パラリンピック2日の8月25日、初出場の山田美幸(14)が、パラリンピック日本史上最年少のメダリストになった。女子100m背泳ぎ(運動機能障害S2)予選を全体3位で通過した山田は、決勝では2分26秒18で銀メダルを獲得。今大会の日本選手メダル第1号に輝いた。
また、山田は1984年ニューヨーク大会での陸上男子100m(視覚障害)銅メダルの嶋津良範が持っていた16歳の最年少メダル記録を更新した。
東京パラ 富田宇宙 競泳男子400m自由形で銀メダル
東京パラリンピック第3日の8月26日、競泳男子400m自由形(視覚障害S11)決勝で、4分31秒69を記録し、銀メダルを獲得した。
パラ100m自由形で鈴木孝幸が金メダル 日本勢初
東京オリンピック第3日の8月26日、競泳男子100m自由形(運動機能障害S4)で5大会連続出場の鈴木孝幸(34)が1分21秒58で優勝し、今大会日本勢初の金メダルに輝いた。前回2016年リオデジャネイロ大会では、日本は全競技で金メダルがなく、2012年ロンドン大会以来2大会ぶりの金メダルとなった。
鈴木自身は25日の男子50m平泳ぎ(運動機能障害SB3)の銅メダルに続く表彰台で、通算7個目のメダルとなった。
京大・住友林業 ISSで世界初の木材の宇宙曝露実験
京都大学と住友林業は8月25日、国際宇宙ステーション(ISS)での木材の宇宙曝露実験を開始すると発表した。宇宙空間での木材の曝露実験は世界初。2021年9月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)へ試験体の木材を引渡し、12月から約半年間、ISSで実験する。
今回の実験は「宇宙木材プロジェクト」の一環で、宇宙空間で木材がどのように劣化するのか、宇宙曝露前後の木材の微細構造の変化等を定量的に分析し、劣化メカニズムを解析する。2023年に木造人工衛星を打ち上げる計画。
20年度の食料自給率37%で過去最低 コメの需要減少響く
農林水産省は8月25日、2020年度のカロリーベースの食料自給率が前年度から1ポイント低下し、37%だったと発表した。これは1993年度と2018年度の両年度に並ぶ過去最低の水準。長期間続いている新型コロナウイルスの流行・感染拡大で外食需要が縮小した結果、自給できているコメの需要が減少したほか、輸入頼みの小麦の生産量が落ち込んだことなどが響いた。この結果、2030年度に自給率を45%とする日本政府の目標は一段と遠のいた。