国内ツアーも英語対応で外国人誘客 阪急交通社

国内ツアーも英語対応で外国人誘客  阪急交通社

阪急交通社は、訪日外国人に日本人向けの国内ツアーに参加してもらう施策を始めた。外国人向け旅行予約サイトを開設したほか、英語を話せる添乗員を配置して受け入れ体制を整える、日本に人気のあるコースで満足感を高め、リピーターの獲得につなげる。予約サイト「Travel to Japan」をこのほど開設した。まずは英語版をオープンし、12月1日に中国語(簡体字と繁体字)、韓国語、タイ語に対応させる。日本人向けに販売している同社の国内ツアーを外国人に紹介する。

「こだわり麺や」マレーシアに海外2号店出店

「こだわり麺や」マレーシアに海外2号店出店

讃岐うどん店「こだわり麺や」を運営するウエストフードプランニング(香川県丸亀市)は、海外出店に力を入れる。台湾に続く2号店として、このほどマレーシアに新店を出した。2015年までに米国や中国にも店を開く。今回出店したマレーシア店は、首都クアラルンプールにあり、店舗面積は約180平方㍍で約70席。肉うどんやぶっかけなど日本と同様のメニューを提供する。価格は肉うどんの普通サイズで500円台半ばと、国内より1割程度高い。うどんチェーンの海外展開は、「丸亀製麺」のトリドールなどが先行している。ウエストは文字通り本場・讃岐の企業として高い品質で需要をつかむ。日本経済新聞が報じた。

良品計画 中国・成都に12/12「無印良品」旗艦店開業

良品計画  中国・成都に12/12「無印良品」旗艦店開業

生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画グループの無印良品(上海)商業有限公司は12月12日、中国四川省成都市に世界旗艦店となる「無印良品 成都太古里」を出店する。中国に初出店する「Cafe&Meal MUJI(カフェアンドミールムジ)」と「IDEE(イデー)」を併設し、海外最大規模で展開する。

店舗の所在地は成都市錦江区のショッピングモールの一角で、敷地面積は約3140平方㍍、売り場面積は約2300平方㍍。「無印良品」ブランドの衣類や雑貨のほか、自転車、ワインなど中国で初めて本格導入する商品を取り揃える。良品計画は10月末時点で、海外24カ国・地域で286店舗を運営。このうち中国の店舗は116店舗と4割を占めている。

衣料品ビームスがシンガポールに期間限定店オープン

衣料品ビームスがシンガポールに期間限定店オープン

衣料品店のビームス(東京都新宿区)は11月6日、同日から12月7日の期間限定で、シンガポール国立デザインセンター(NDC)内の店舗「カポック」に、特設店舗をオープンすると発表した。シンガポールでのテストマーケティングを目的としており、ビームスを代表するメンズ、レディースの6レーベルのカジュアル衣料、雑貨などを揃える。特設店舗の広さは約66平方㍍。カポックは香港を拠点に日本、シンガポール、台湾で店舗展開するセレクトショップ。NNAが報じた。

タイ格安航空 機内で日本の交通・施設のチケット販売

タイ格安航空  機内で日本の交通・施設のチケット販売

タイ・エアアジアX(格安航空会社)はタイ~日本便で、12月1日に新サービス「スカイチケット」を導入する。搭乗中、機内で日本の交通機関や各種観光施設のチケットを購入できるようにする。交通機関は京成電鉄(成田)、関西空港交通(バス)、観光施設は水族館「海遊館」、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン'(USJ)などと組む。成田へは毎日、関空へは週5日運航している。タイから訪日する際のビザ要件が昨年緩和され、円安もあり、引き続き増加している観光客を取り込む。

同社は今年9月、日本に就航したが、これまでの平均座席利用率は82~85で、乗客の55%をタイ人が占める。2015年3月には成田便を1日に2便に、関西便を毎日に増便する。また、15年後半には北海道へも運航開始する意向。日本経済新聞が報じた。

シャトレーゼ 15年5月にフィリピン・マニラへ出店

シャトレーゼ  15年5月にフィリピン・マニラへ出店

綜合菓子メーカーのシャトレーゼ(山梨県甲府市)は東南アジアに進出する。2015年5月にフィリピン・マニラに出店し、3年後をメドに30店に増やす。増加しつつある中間層や高所得層が利用するショッピングモールに出店する。ケーキを中心にどら焼きなどの和菓子やアイスクリームを販売する。冷蔵・冷凍したまま日本から輸出する。日本国内より2割程度高くなるが、需要は多いとみている。

ガルーダ航空15年3月から中部~ジャカルタ線開設へ

ガルーダ航空 15年3月から中部~ジャカルタ線開設へ

ガルーダ・インドネシア航空は、中部空港~ジャカルタ線を2015年3月から週5往復で開設する。両都市間初の直行便で、3月28日から運航を開始する。ジャカルタ発は3月27日から。運航機材はエアバスA330-200型機で、ビジネス36席、エコノミー186席の計222席。中部空港発、月・水・金・土・日曜で設定する。今回の就航は、愛知県の大村秀章知事が9月にジャカルタを訪問、ガルーダ・インドネシア航空幹部との会合の中で確認されたもの。インドネシアへの日本企業の進出により、需要が増大している現状を受けて決定した。Aviation Wire が報じた。

ファミリーマート 海外でPB展開4倍に拡大

ファミリーマート 海外でPB展開4倍に拡大

コンビニエンスストア大手のファミリーマートは、海外でプライベートブランド(PB)商品の展開を拡大する。2015年度に現在の4倍の600品目にする。同社は現在、タイ、台湾、フィリピン、ベトナムの海外4カ国・地域で日本と共通のPBを販売している。海外におけるPB商品の拡大策の一環として、年内にも中国とインドネシアでも、新たに取り扱いを始めて計600品目に増やす。

インドネシア政府 日本など5カ国の観光ビザ免除へ

インドネシア政府 日本など5カ国の観光ビザ免除へ

インドネシア政府は観光客の一層の誘致のため、これまで観光客数の多かった5カ国からの観光ビザを免除する。ジョコ政権下で新設された海洋調整相であるインドゥロヨノ・スシロ氏が発表した。「日中韓露豪の国籍の旅行者に適用する。国連世界観光機関(UNWTO)と世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)によると、ビザを免除すると5%観光客が増えるという統計が出ているので、5カ国の合計で年間50万人ほどになるとみている」としている。正確な起源については言及していない。ビスニス・インドネシアが報じた。

マクドナルド”期限切れ鶏肉禍”最終75億円赤字に

マクドナルド”期限切れ鶏肉禍”最終75億円赤字に

日本マクドナルドホールディングスが11月6日発表した2014年1~9月期連結決算は、最終(当期)損益が75億円の赤字(前年同期は63億円の黒字)だった。仕入れ先の中国の食品加工会社で、期限切れ鶏肉使用問題が発覚したことで客離れが進んだことが大きく響いた。売上高は前年同期比12.7%減の1722億円、営業利益は同97.8%減の2億3800万円だった。