ソニー シンガポール繁華街に東南ア最大の旗艦店

ソニー シンガポール繁華街に東南ア最大の旗艦店

 ソニーは5月1日、シンガポール繁華街オーチャードに東南アジア最大となる旗艦店を出店した。店舗面積は約920平方㍍。エレクトロニクスとエンターテインメント事業の相乗効果「ワン・ソニー」を強調。テレビや携帯電話端末、カメラ、ゲーム機のほか、音楽や映画、ゲームなどハードウェアとソフトを一堂に集めて販売する。イベントスペースやカスタマーサービスセンター機能も設けている。ブラジルで6月開催されるサッカーのワールドカップでは高精細の4K撮影などでオフィシャルパートナーを務めることもアピールしている。

 

JCB インドネシア富裕層向けにプラチナカード事業

JCB インドネシア富裕層向けにプラチナカード事業

 ジェーシービー(JCB)は4月30日、インドネシアの大手国営銀行バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI)と「BNI JCBプラチナクレジットカード」(プラチナ券種のみ)の発行について合意し、同日インドネシア在住の富裕層を対象に会員募集を開始したと発表した。経済成長により拡大する上位中間層~富裕層の需要を取り込む。3年間で20万~30万枚の発行を目指す。現地でプラチナカードを発行するのは2012年6月に民間大手銀行バンク・インターナショナル・インドネシア(BII)との提携に続き2行目。

全日空が羽田~マニラ線にB787型機運航開始

全日空が羽田~マニラ線にB787型機運航開始

 全日本空輸(ANA)は5月1日、羽田-マニラ線でボーイング787型機の運航を開始した。同型機が定期便としてフィリピンに乗り入れるのはこれが初。B787型機の座席数は計222席(ビジネスクラス42席、エコノミークラス180席)。東南アジアにおけるB787型機の投入はシンガポール線とインドネシア・ジャカルタ線に次ぐ。今後タイ・バンコク線やベトナム・ハノイ線への投入も予定している。同社は2011年にB787型機の営業運航を開始。保有機数は14年3月時点で27機に上り、世界最多となっている。NNAが報じた。

 

マツモトキヨシHD 5/1からタイのCFRにPB供給

マツモトキヨシHD   5/1からタイのCFRにPB供給

 マツモトキヨシホールディングスとタイのセントラル・フード・リテール(CFR)は4月30日、2013年11月14日付の基本合意に基づき、マツモトキヨシの化粧品や日用品のPB商品を供給、5月1日からタイ国内におけるCFR19店舗でテストマーケティングを本格的に開始すると発表した。

 両社のノウハウを融合し、タイにおける理想的なヘルス&ビューティ事業の展開につなげていく。CFRは食品、化粧品、日用品などタイ国内で130店舗を展開するタイの流通大手セントラルグループの中核会社。

enishが中国・上海にゲームアプリ開発会社を設立

enishが中国・上海にゲームアプリ開発会社を設立

 ゲームアプリの企画開発、運営のenish(エニッシュ、東京都港区)は4月28日、中国上海市楊浦区にゲームアプリの開発などを手掛ける全額出資子会社を4月17日付で設立したと発表した。同社の海外の開発会社は韓国ソウルに次ぎ2拠点目で、中国に現地法人を設けるのは初めて。

 新会社の名称は愛尼史企業管理諮旬(上海)有限公司で、英語名はEnish China Limited。資本金は1000万円。現地のゲーム開発会社と連携してゲームアプリを開発するほか、配信業者を通じて日本で運営するゲームアプリの中国配信も行う。

イオンモールが中国江蘇省蘇州市に初出店

イオンモールが中国江蘇省蘇州市に初出店

 イオンモールは4月25日、中国江蘇省蘇州市に「イオンモール蘇州呉中」を開業した。同社は北京など中国北部で4店舗を展開しているが、沿海東部の華東地区では初出店。敷地面積は約11万4000平方㍍。地上3階・地下1階建てで、述べ床面積は約15万4600平方㍍。総合スーパー「イオン」も併設する。約3100台の駐車場スペースを確保。初年度1000万人の来客数が目標。地元メディアなどが報じた。今後、所得水準が高まる華東や広東省など中国南部を中心に年4~5店舗のペースでの出店を目指す。

 

ローソン14年は中国に5倍の180店 5都市で再攻勢

ローソン14年は中国に5倍の180店 5都市で再攻勢

 ローソンは2014年、中国で13年比5倍の180店を出店する。ここ数年は、賃料高騰などによる採算悪化で不採算店の整理に注力してきたが、今年は出店ペースを再加速する。上海と杭州で計100店程度、内陸部の重慶で40店、東北部の遼寧省大連と北京でそれぞれ15店ずつの出店を計画する。14年末には中国5都市で550店舗体制になる見込み。他都市ではフランチャイズ方式を中心とした展開を検討している。日本経済新聞が報じた。

HISがバリ島でホテル運営 2015年夏開業

HISがバリ島でホテル運営 2015年夏開業

 エイチ・アイ・エス(HIS)は4月25日、インドネシア・バリ島で2013年9月、ホテル事業の建設と運営の準備のため設立した子会社「PT.HARUM INDAH SARI INDONESIA」の増資をするとともに建設にも着手したことを明らかにした。増資後の資本金は1800億ルピア(約16億円)。ホテル名は「ウォーターマーク・ホテル・アンド・スパ・バリ」。15年夏に開業する。部屋数は150室。同社はこれまでオーストラリアやグアム島などでホテルを運営しており、海外では4カ所目となる。

H2Oが中国・寧波市に阪急百貨店出店 18年開業

H2Oが中国・寧波市に阪急百貨店出店 18年開業

 百貨店を運営するエイチ・ツー・オー リテイリング(大阪市北区、H2O)は4月24日、中国せっ江省寧波市に阪急百貨店を出店すると発表した。海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)と杉杉集団有限公司、ITOHPIA ENT Investment Co.,Ltd(ITOHPIA)および寧波都市房産開発有限公司との間で、寧波市に百貨店を出店することで基本協定を結んだもの。H2Oの海外への本格的な百貨店の出店は初めて。2018年春の開業を予定。

 投資額は30億元(約500億円)。延べ床面積は約16万平方㍍。地上6階、地価1階の計画。現在、寧波市政府が主導して進めている寧波最大のプロジェクト「東部新城開発」の中心地となる「寧波中心」に出店する予定。地下鉄2路線の駅に隣接する好立地となる。

タイ・エアアジア 7月からLCCバンコク-日本便

タイ・エアアジア 7月からLCCバンコク-日本便

 タイの格安航空会社(LCC)、タイ・エアアジアXは4月22日、7月をメドに日本に乗り入れると発表した。バンコク・ドンムアン空港から成田空港に週7往復、関西国際空港に週5往復就航する。バンコクと日本を結ぶLCCの直行便は初めて。短期滞在査証(ビザ)免除の効果もあって、急増しつつあるタイからの訪日観光客の需要を取り込みたい考え。地元メディアなどが報じた。

 運賃は検討中で、従来の航空会社よりも15~20%以上安くする方針。需要次第で、北海道など他の都市へも乗り入れるという。