IMF予測 23年GDP 日本はドイツに抜かれ4位転落 円安も影響

国際通貨基金(IMF)は、2023年の日本の名目国内総生産(GDP)がドルベースでドイツに抜かれ、世界3位から4位に転落するとの見通しを示した。円安によりドル換算で目減りしたほか、物価変動が影響する名目GDPのため、日本よりも高いドイツの物価上昇率が反映されたためとみられる。
IMFが公表した経済見通しによると、2023年の日本の名目GDPは前年比0.2%減の約4兆2,308億ドル(約634兆円)。これに対しドイツは同8.4%増の約4兆4,298億ドル。

加賀電子 調剤薬局へ行かずに企業向け処方薬デリバリー開発

加賀電子(本社:東京都千代田区)は10月24日、くすりの窓口およびツルハの3社共同で、調剤薬局へ行かずに職場内で処方薬が受け取れる、国内初となる「企業向け処方薬デリバリーサービス」を開発したと発表した。この第1号案件として、同社本社ビル内に「処方箋受付機」と「受取ロッカー」を設置し、同日より運用を開始した。
3社は、くすりの窓口がネットワークシステムを構築、ツルハが展開するドラッグストア「ツルハドラッグ」がオンライン服薬指導、処方箋の処理および処方薬の配達、加賀電子がこのサービスの提案・販売をそれぞれ担う。

「ダンシング・オールナイト」もんたよしのりさん死去, 72歳

神戸市出身で「ダンシング・オールナイト」の爆発的ヒットで知られ、「もんた&ブラザーズ」で活躍したシンガーソングライター、もんたよしのりさんが10月18日、大動脈解離のため亡くなった。72歳だった。
もんたよしのりさんは1971年にソロ歌手デビュー。1980年に結成したバンド「もんた&ブラザーズ」で発表した「ダンシング・オールナイト」が大ヒットし、同年の紅白歌合戦にも出場した。1983年にはもんたさんが作詞・作曲を手掛けた、西城秀樹さんの「ギャランドゥ」がヒットしたほか、映画や舞台にも幅広く活躍した。最近も9月26日にNHKの音楽番組「うたコン」に生出演し、変わらぬハスキーボイスで「ダンシング・オールナイト」を披露していた。

処理水2回目の放出終了 トリチウム濃度に異常なし

東京電力は10月23日、10月5日に始まった福島第一原発の処理水の2回目の海洋放出について、予定通り約7,800トンの放出作業を終えたと発表した。東京電力によると、これまでに放出設備などで異常は確認されておらず、原発周辺の海域のトリチウム濃度についても最大で1リットルあたり22ベクレルと、放出停止の判断基準の1リットルあたり700ベクレルを大きく下回っているとしている。
処理水は2024年3月末までに3万1,200トンを4回に分けて放出する計画。東京電力は24日から放出設備の点検作業を行い、問題がなければ今年中に3回目の放出を始める予定。

所得減税4万円非課税世帯7万円給付 政府が還元案

政府が11月上旬にまとめる経済対策で税収増の一部を国民に還元する具体策として、所得税を定額で4万円減税し、住民税が課税されない低所得世帯に7万円を給付する案が浮上していることが分かった。政府は11月上旬に経済対策を決定し、裏付けとなる2023年度補正予算案を臨時国会に提出する。

長谷工とパナソニック 純水素型燃料電池で住戸への給電を実現

長谷工コーポレーション(本社:東京都港区)とパナソニック建設エンジニアリング(本社:東京都品川区)は10月23日、共同で賃貸マンションにおける純水素型燃料電池による住戸への給電を実現すると発表した。この第一弾として長谷工グループで推進している賃貸マンションプロジェクト「サステナブランシェ本行徳」(所在地:千葉県市川市)に、純水素型燃料電池を設置し、住戸で使用する電力の一部を賄う実証実験に2023年10月より着手している。
長谷工が現在国内で初めて取り組んでいるのが、既存社宅を全面改修し建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現するプロジェクト。このプロジェクトではパナソニック製の純水素型燃料電池「H2 KIBOU」(1基当たり発電出力5KW)をパナソニック建設エンジニアリングが施工設置し、住戸で使用する電力の一部を賄う。純水素型燃料電池はCO2を排出せずに発電することが可能だ。

コスモエネHDとTOYO 製油所で発生CO2をメタノールに直接合成

コスモエネルギーホールディングスと東洋エンジニアリング(以下、TOYO)は10月23日、触媒を利用したCO2からのメタノール直接合成に向けた共同検討について基本合意書を同日、締結したと発表した。
TOYOは、水素と製油所や工場から分離・回収したCO2からメタノールを直接合成できるライセンス技術を保有している。CO2を直接原料として使用できることから、複数のプロセスを経由することなく、効率的にメタノールを製造することが期待される。両社は今回の共同検討を通じてコスモエネルギーグループの製油所等から発生するCO2由来のサステナブル製品の生産を目指し、CO2削減効果や投資採算性等を双方で検討していく。

新種の鉱物「北海道石」発見地の愛別町民に初公開

2020年に北海道愛別町で発見され、2023年1月に国際機関に新種の鉱物として登録された「北海道石」が10月22日、同町民に初公開された。北海道石は、紫外線を当てると鮮やかな黄色や黄緑色の蛍光を発するのが特徴。同日は、多くの人たちが会場に足を運んだ。北海道石を研究する相模中央化学研究所では、「北海道石は大きく社会の役に立つ可能性があるもの」と話していた。

南シナ海でフィリピン船に中国船が衝突 緊張高まる

フィリピン政府は10月22日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺で、同国の船が中国船に衝突されたと発表した。両国は南シナ海の領有権を巡り対立している。このため、一気に緊張感が高まっている。これまでもフィリピン沿岸警備隊などの船に対する中国船の航行妨害行為は相次いでいたが、衝突に至ることはなかった。