コスモエネHDとTOYO 製油所で発生CO2をメタノールに直接合成

コスモエネルギーホールディングスと東洋エンジニアリング(以下、TOYO)は10月23日、触媒を利用したCO2からのメタノール直接合成に向けた共同検討について基本合意書を同日、締結したと発表した。
TOYOは、水素と製油所や工場から分離・回収したCO2からメタノールを直接合成できるライセンス技術を保有している。CO2を直接原料として使用できることから、複数のプロセスを経由することなく、効率的にメタノールを製造することが期待される。両社は今回の共同検討を通じてコスモエネルギーグループの製油所等から発生するCO2由来のサステナブル製品の生産を目指し、CO2削減効果や投資採算性等を双方で検討していく。

新種の鉱物「北海道石」発見地の愛別町民に初公開

2020年に北海道愛別町で発見され、2023年1月に国際機関に新種の鉱物として登録された「北海道石」が10月22日、同町民に初公開された。北海道石は、紫外線を当てると鮮やかな黄色や黄緑色の蛍光を発するのが特徴。同日は、多くの人たちが会場に足を運んだ。北海道石を研究する相模中央化学研究所では、「北海道石は大きく社会の役に立つ可能性があるもの」と話していた。

南シナ海でフィリピン船に中国船が衝突 緊張高まる

フィリピン政府は10月22日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺で、同国の船が中国船に衝突されたと発表した。両国は南シナ海の領有権を巡り対立している。このため、一気に緊張感が高まっている。これまでもフィリピン沿岸警備隊などの船に対する中国船の航行妨害行為は相次いでいたが、衝突に至ることはなかった。

24年度大卒内定者7.4%増 リーマン後最大の伸び 日経調査

日本経済新聞社のまとめによると、2024年度の主要企業の大卒内定者(2024年春入社)は、2023年春の入社数と比べ7.4%増となった。2年連続のプラスで、伸び率はリーマン・ショックの影響を受けた2009年度以降で最大だった。学生の売り手市場で、内々定の辞退も多く発生。人手不足の中”奪い合い”の場面も出ている。

ドゥレッツァ 重賞初挑戦で菊花賞V 皐月賞馬, ダービー馬破る

3歳クラシックレースの最終戦、第84回菊花賞(3000m芝、17頭出走、G1)が10月22日、京都競馬場で行われた。今回は春のクラシックレース、皐月賞馬ソールオリエンス、日本ダービー馬タスティエーラが揃って出走、文字通り3歳馬の最強馬を決める一戦となった。4番人気のドゥレッツァ(クリストフ・ルメール騎乗)が3分3秒1で優勝、1着賞金2億円を獲得した。同馬は今回が重賞レース初挑戦でG1を制するとともに、皐月賞馬、ダービー馬をまとめて破る快挙を達成した。このレース、ルメール騎手は3勝目、尾関知人調教師は初勝利。
ドゥレッツァは序盤から、1時は先頭に立つなど先頭集団でレースを先導、最後は3000mの長丁場を後続に3馬身半差をつける強さをみせた。2着は2番人気のタスティエーラ、3着は1番人気のソールオリエンスだった。

平安期〜明治維新の歴史絵巻行列 京都・時代祭 古都の秋彩る

5月の葵祭、7月の祇園祭とともに京都三大祭の一つ「時代祭」が10月22日、京都市内で行われた。時代祭は平安時代から明治維新まで、紫式部、織田信長、坂本龍馬など、それぞれの時代の代表的な衣裳に身を包んだ、著名な人物に扮した約2,000人の行列が秋の都大路を練り歩く。
午前9時すぎ京都御苑を出発。明治維新を先頭に時代を遡る形で行列が進む。平安神宮までの4.5kmを沿道の見物客に手を振りながら、日本古来のバラエティーに富んだ時代衣裳を披露した。京都府警によると、約6万8,000人の見物客が行列を見守った。

戦没学徒追悼式典 太平洋戦争末期の学徒出陣壮行会から80年

太平洋戦争末期の1943年10月21日、東京の明治神宮外苑競技場(現 国立競技場)で開かれた「学徒出陣」壮行会から80年が経過。同競技場敷地にある碑の前で10月22日、追悼式典が開かれた。式典は元学徒兵有志らが碑を建立した30年前からほぼ毎年開かれ、今年は戦没者の遺族らおよそ40人が参列、戦陣に散った学徒をしのんだ。
式典の関係者は「式典を通じて、今後とも繰り返してはならない歴史を若い世代に引き継いでいきたい」と話していた。

「がん治療と仕事の両立困難」53.5% 企業の理解不足か

内閣府が行った世論調査によると、がんの治療を受けながら働くことは困難と考える人が53.5%に上った。調査方法が2年前の対面調査から郵送に変わったため単純比較はできないが、前回は45.4%だったから8.1ポイント「両立困難」が高まる結果となった。
調査では、がん治療や検査のために2週間に1回程度、通院しながら働き続けられる環境か、聞いた。この質問への回答で、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」を合わせたもの。新型コロナウイルスの後遺症やリモートワークスなどの影響も考えられるが、会社の理解が不足していると感じる人も少なくないようだ。

立民と維新 旧統一教会の財産保全法案提出 被害者救済の原資確保へ

立憲民主党と日本維新の会は10月20日、衆院に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に関する特別措置法案や、宗教法人改正案を提出した。これは解散命令請求から司法の判断の判断が「出るまでの間に教団の財産を他の場所に移せないようにし、被害者救済の原資を確保するのが狙い。
立民の法案は解散命令が請求された宗教法人を対象とし、宗教法人の財産権や信教の自由を考慮し、2年間の時限立法としている。また、維新の法案は恒久的な措置が可能としている。

三菱電機 豪州国防省と共同開発事業契約を締結 防衛分野初

三菱電機は10月19日、子会社の三菱電機オーストラリアがオーストラリア国防省と共同開発事業の契約を締結したと発表した。同事業はオーストラリア国防省の国防科学技術グループが開発した最先端レーザー技術をベースに、同社が培ってきたレーザー技術を活用して、オーストラリア軍の防衛プラットフォームの監視と生存性を強化する能力を開発し、実用化することを目的としている。
同社は三菱電機オーストラリアを通じてプロトタイプの製造および、必要な技術を提供する。同事業は防衛分野で日本企業と外国政府の間で共同開発契約に至った初のケース。