HIS 急成長のインドでオンライン旅行会社に出資

HIS 急成長のインドでオンライン旅行会社に出資

エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区、以下、H.I.S.)は、インドにおける旅行事業の拡大と、新たなオンライン旅行ビジネスの成長機会の創出を目的に、インドを拠点としたオンライン旅行事業を展開するBONA VITA TECHNOLOGIES PRIVATE LIMITED(本社:インド・デリー、以下、BONA VITA)の第三者割当増資により株式取得した。
これにより、急成長するインド市場での旅行事業拡大を加速させ、H.I.S.が持つ海外66カ国157都市278拠点の旅の情報や素材を提供するとともに、BONA VITAが持つ様々なテクノロジーの日本市場における活用を視野に入れ検討を進める。

ヤクルト中国広東省恵州市に支店開設 41カ所目

ヤクルト 中国広東省恵州市に支店開設 41カ所目

ヤクルト本社は、広州ヤクルトが広東省恵州市に恵州支店を開設し、スーパーマーケット等の店頭、並びにヤクルトレディによる宅配で、乳酸菌飲料「ヤクルト」および「ヤクルトライト」の販売を9月より開始したと発表した。
恵州市は広東省の中央部、珠江(しゅこう)デルタ地帯東部に位置する主要都市で人口約460万人。これまで恵州市は、広州ヤクルト深圳支店から販売していた。恵州支店の2017年(2017年1~12月)の販売計画は1日当たり6万5000本。
広州ヤクルト管轄の販売拠点は7カ所、中国全体での販売拠点は41カ所となる。

シチズン タイとベトナムの製造拠点で生産能力拡大

シチズン タイとベトナムの製造拠点で生産能力拡大

シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は、タイとベトナムの製造拠点を増床し、板金塗装と自動旋盤の土台部分などに使用する鋳物の生産能力を拡大する。両工場とも年内に着工し、竣工は2018年春、稼働開始は同年夏を予定。
タイ・アユタヤの自動車旋盤工場では、総額約3億円を投じ板金塗装の新工場棟を建設。塗装能力を現状の月産50台から同150台の3倍に拡大する。ベトナムでは鋳物工場を増床し、東南アジアの生産能力を増強する。
工作機械業界では2016年末から好受注が続いており、板金塗装と鋳物という重要パーツの内製生産能力を拡大することで、それぞれの品質・コスト・納期を安定させるとともに、旺盛な海外需要に応える。これにより、2018年度を最終年度とする中期経営計画達成に向けた安定供給体制を構築する。

JT フィリピンたばこ会社の資産取得を完了

JT フィリピンたばこ会社の資産取得を完了

日本たばこ産業(JT)グループは、2017年8月22日付でフィリピンのたばこ会社、Mighty Corporationのたばこ産業に係る資産の取得について、必要な手続きを経て完了した。資産の取得価額は468億フィリピンペソ(約1020億円)。
これにより、フィリピン全域にわたる流通販売網、並びにMightyおよびMarvels等のブランドを加えた強固なポートフォリオが確立される。

日本ゼオン シンガポールに技術サポートラボ開設

日本ゼオン シンガポールに技術サポートラボ開設

日本ゼオン(東京都千代田区)の子会社ゼオンアジアは、シンガポールにアジア技術サポートラボラトリー(ATSL)を開設した。成長著しいASEAN、インド地域の特殊ゴム市場をカバーする技術サポートの拠点となる。
今回シンガポール・サイエンスパーク内に開設したATSL(アジア テクニカルサポート ラボラトリー)は、日本、欧州、中国に続く第4の技術サポート拠点となる。依頼試験への対応や需要家への配合提案に留まらず、現地に密着して顧客価格を高める、様々なソリューションを提供する。

アマノシステム ベトナム駐在員事務所開設

アマノシステム  ベトナム駐在員事務所開設

ITソフトウェア開発やアウトソーシング事業などを手掛けるアマノシステム(東京都港区)はこのほど、オフショア業務拡充に伴い、ベトナム・ハノイに駐在員事務所を開設した。同社にとって初の海外拠点となる。

住友大阪セメント 光通信用部品の増設工事竣工

住友大阪セメント 光通信用部品の増設工事竣工

住友大阪セメント(東京都千代田区)は、光通信用部品(LN変調器)の製造子会社、東莞住創光電子技術有限公司(広東省東莞市)で、従来の10G、40GのLN変調器の製造に加え、世界最高レベルの伝送速度を持つ100G変調器の生産を開始するための設備の増設工事を行っていたが、9月5日に竣工、操業開始することになった。
世界のLN変調器市場においてトップシェアを目指すとともに、中国・東莞市という世界的な情報通信企業が集積する立地を活かして、高い品質の製品を安定的かつ効率的に生産し、供給していく。

デサント 大阪・茨木と韓国・釜山にR&Dセンター

デサント 大阪・茨木と韓国・釜山にR&Dセンター

デサントは2017年夏に、大阪府茨木市にアパレルのR&Dセンター、韓国・釜山広域市にシューズのR&Dセンターの建設をそっれぞれ開始した。両R&Dセンターは、同社が掲げる「モノを創る力」の向上に向けたもので、総投資額は約84億円。両センターはいずれも2018年夏から秋に稼働する予定。
アパレルR&Dセンターの敷地面積は約2万2000へいほう、建屋面積約3500平方㍍、延床面積約4400平方㍍(地上2階)。同センターは人工気象室、スポーツパフォーマンス測定機器、グローバル品質管理試験機、降雨実験室、全天候型トラック、最先端設備アトリエ(型紙作成から縫製までのサンプル作成スペース)などを設置する。
シューズR&Dセンターの敷地面積は約1万7000平方㍍、建屋面積約6200平方㍍、延床面積約1万6000平方㍍(地下1階、地上2階)。同センターはデザインスタジオ、リサーチラボ、プロダクトラボの3つの機能を持つ。ランニング、トライアスロン、トレーニング、サッカー、野球などのシューズを開発する。

オートバックス 中国の車載用芳香剤製販会社へ出資

オートバックス 中国の車載用芳香剤製販会社へ出資

オートバックスセブンは、中国企業で同国国内のカー用品販売・サービスのプラットフォームの運営および車載用芳香剤の製造・販売を手掛ける愛車小屋(広東省東莞市)へ出資することで合意し、調印した。
オートバックスセブンは愛車小屋の株式を10%取得。安価で良質な芳香剤等の調達と、愛車小屋の運営するプラットフォームへの出品を通じて中国での卸売事業の拡大を目指す。

三井住友建設 海外でのスクライム工法の展開を開始

三井住友建設 海外でのスクライム工法の展開を開始

三井住友建設(東京都中央区)は、マレーシアでの石油精製・石油化学プラントの建設プロジェクトにおいて、パイプラックの施工でフルプレキャストコンクリート(スクライム)工法を海外で初めて適用した。
現場打ちコンクリートに代わり、プレキャストコンクリート(PCa)部材を用いた国内のスクライム工法を海外パイプラック施設向けに再構築した技術を提案し、採用されたもの。
RC造ラーメン架構(剛接合とピン接合の複合形態)、平面42.0㍍×10.0㍍、高さ23.0㍍、合計36棟。工期36カ月。施工生産性を約3倍に向上させ、高効率化を実現した。今後もスクライム工法により短工期・高品質・経済性・施工性などのニーズに幅広く対応していく。