加藤産業 マレーシアの有力食品卸会社を買収

加藤産業 マレーシアの有力食品卸会社を買収

総合食品卸業の加藤産業(兵庫県西宮市)は、マレーシアに本社を置くLein Hing Holdings Sdn Bhdの株式を取得することで、同社株主との間で合意、株式譲渡契約を締結した。
Lein Hing Holdingsは創業40年の、クアラルンプールおよびマレーシア北部を中心に同国で主要な小売業者との強い取引関係を持つ、日用雑貨・加工食品の有力卸売企業。同社を買収することで、加藤産業グループの同国における存在感をさらに高めるとともに、中国、シンガポール、ベトナムとの協業を進めることで、より一層の海外事業の強化を図る。

アシックス 販売強化へマレーシアに現地法人

アシックス 販売強化へマレーシアに現地法人

アシックス(本社:神戸市)は、マレーシアにおける販売強化を目的とした現地法人をクアラルンプールで設立した。新会社「ASICS MALAYSIA SDN.BHD.」の資本金は300万マレーシアリンギット。営業開始は2018年1月を予定。
マレーシアにおけるアシックス製品の販売はこれまで、アシックスアジアPTE LTD(所在地:シンガポール)を通じ、現地販売代理店との取引によって拡大してきた。今回現地法人を設立することで、同地域の営業活動を強化、拡大することになったもの。

プライメタルズ 中国から最適化ソリューション受注

プライメタルズ 中国から最適化ソリューション受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の鉄鋼メーカー、日照鋼鉄集団有限公司(日照)から、新開発の製造最適化ソリューション(TPOシステム)を受注した。
TPOシステムは、鉄鋼の全生産工程を通して効率を改善し、生産の安定性および製品品質向上のために、プライメタルズテクノロジーズが開発した、ノウハウベースの統合型ソリューション。溶鋼段階から最終処理ラインに至るまで、すべてのプロセスパラメーター、生産状況および製品データを測定・記録し、製品品質を継続的に監視・管理する。
プライメタルズテクノロジーズは、三菱日立製鉄機械とドイツのシーメンスVAIの合弁でグローバルに製鉄プラント事業を手掛けている。

セブンイレブン・トヨタ 燃料電池導入,水素活用推進

セブンイレブン・トヨタ 燃料電池導入,水素活用推進

セブン-イレブン・ジャパンとトヨタ自動車は、物流および店舗における省エネルギー・CO2排出削減に向けた検討に関する基本合意書を締結した。
両社は、トヨタが開発する水素を活用した車両や発電機等の導入により、将来の低炭素社会・水素社会の実現に貢献することを目指す。店舗向け配送トラック(冷蔵・冷凍車)の動力および冷蔵・冷凍ユニットの電源を燃料電池化した燃料電池トラックの導入により、CO2排出削減を目指すほか、水素ステーション併設店舗のベース電源として燃料電池発電機の活用を検討する。

三菱地所G タイ分譲マンション事業 累計1万戸突破

三菱地所G タイ分譲マンション事業 累計1万戸突破

三菱地所レジデンス(本社:東京都千代田区)は、タイ・バンコクで実績を積み重ねてきた分譲マンション事業の累計販売戸数が、現在取り掛っている第11号プロジェクトをもって総戸数計1万1,655戸となり、1万戸を突破したと発表した。
三菱地所グループは2014年よりタイ・バンコクにおける住宅事業に参画し、計10物件、約9,400戸の販売を行ってきたが、うち約80%以上が成約済みと好調に推移しているという。
今後も旺盛な住宅ニーズのあるタイ・バンコクで分譲マンション事業を加速し、年間3~5物件、総売り上げ200億バーツ規模での事業展開の継続を目指す。

トランスコスモス 中国・上海に8拠点目のセンター

トランスコスモス 中国・上海に8拠点目のセンター

トランスコスモス(本社:東京都渋谷区)の100%子会社トランス・コスモスチャイナ(本社:中国上海市)は、事業の継続的な拡大により、中国上海に「上海第四センター」を設置し、2017年8月8日に開所式を執り行った。
同センターは上海市宝山区の大華CBD核心地域にあるデパート、スーパー、娯楽、レストランなどの商業施設「大華虎誠・商務中心」の中にある。

味の素「Blendy」でインドの粉末飲料市場に新規参入

味の素「Blendy」でインドの粉末飲料市場に新規参入

味の素(本社:東京都中央区)の関係会社、インド味の素社(本社:タミル・ナドゥ州カンチプラム県)は、「Blendy」3in1粉末飲料(コーヒー、マサラチャイ)を8月中旬から南インドのタミル・ナドゥ州で販売開始し、インドの粉末飲料市場に新規参入する。これは味の素が2016年11月1日に「Blendy」商標権取得後、初の海外展開となる。
「キラナショップ」と呼ばれる販売店やスーパーマーケットでの販売を通じて、粉末飲料市場の確立とトップシェア獲得を目指す。容量15~16㌘袋で10インドルピー(約17.3円)。また、今後は他の州への展開も検討していく。

近鉄不動産 ベトナムで分譲住宅開発事業に参画

近鉄不動産 ベトナムで分譲住宅開発事業に参画

近鉄不動産(本社:大阪市天王寺区)は、三菱商事とベトナム大手不動産デベロッパー、Bitexco Group of Companies(以下、Bitexco社)が同国ハノイで進めている分譲住宅開発事業に参画するため、三菱商事が設立した同案件の事業用投資会社TMCP Investment Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、TMCP社)に対し、関電不動産開発(本社:大阪市北区)とともに出資する。同プロジェクトは、近鉄不動産として初の海外での分譲住宅開発事業となる。
ハノイ中心部から南西約8㌔㍍のホアンマイ区ほかで、Bitexco社が進めるTMCPプロジェクトのうち、第1期計画となる低層棟240戸、高層棟2棟874戸を供給する。
全体のTMCPプロジェクトは計画面積90㌶にわたり、政府による一体整備が計画されている公園の面積100㌶を加えると、ハノイ最大級の不動産開発事業となる。分譲住宅開発も低層棟約1000戸、高層棟17棟・約7700戸と最大規模の計画。

KDDI 香港でクラウドサービスとダイレクト接続開始

KDDI 香港でクラウドサービスとダイレクト接続開始

KDDIはクラウドサービスとのダイレクト接続を実現する「TELEHOUSE Cloud Link」を、中国・香港のデータセンター「TELEHOUSE 香港CCC(クラウド・コンピューティング・コンプレクス)」で提供を開始した。
米国「TELEHOUSE New York」、英国「TELEHOUSE London Docklands」に続くサービス。