日立造船 ろ過装置 中国広東省のモデル事業に採択
日立造船(本社:大阪市住之江区)は近畿経済産業局の関西・アジア環境・省ビジネス交流推進フォーラム(以下、Team E-Kansai)と、中国広東省科学技術庁が実施した「科学技術発展特別テーマ資金プロジェクト」におけるモデル研究事業に応募し、このほど日立造船の高速繊維ろ過装置「まりも」が採択された。
同社は、同プロジェクトで広州●天材料科技有限公司および中国電器科学研究院有限公司とともに、広東省下水処理場内でモデル研究設備を設置し、今回採択された「まりも」を用いた高度汚水処理システムの実証を行う。実証試験期間は2017年4月~2019年2月、場所は広東省内下水処理場。補助金額は100万元。
これによって、広東省および中国国内でのこの技術の普及・拡大を図る。