千葉銀行 タイ・バンコク越境ECプロジェクトへ協力

千葉銀行 タイ・バンコク越境ECプロジェクトへ協力

千葉銀行は食品輸出ベンチャーのゴハンスタンダード(東京都港区)が、日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所と連携して行う「タイ・バンコク越境ECプロジェクト」に協力する。同プロジェクトは、日本食の需要が高まっているタイへの日本産食品の輸出強化を目指している。
千葉銀行は国内の食品メーカーなどに、ゴハンスタンダードが運営する地域産品専門の越境ECプラットフォーム「和食エクスプローラー」を紹介し、顧客企業のタイへの販路拡大を支援していく。

アイリス 韓国・仁川広域市に家電製品の工場新設

アイリス 韓国・仁川広域市に家電製品の工場新設

アイリスオーヤマグループのIRIS KOREA CO.,LTD(本社:京畿道軍浦市)は、韓国・仁川広域市に家電製品の生産工場となる「松島工場」を新設することを決めた。
これは販売好調で、今後も一層の拡大が見込まれる韓国国内における家電製品の生産・供給体制の強化と、販売先、配送先が韓国全域にに広がるインターネット通販に対応するため。

花王 比にフローラル系香料の生産設備を新設

花王 比にフローラル系香料の生産設備を新設

花王は、ケミカル事業の新たな設備投資としてフローラル系香料(以下、HCA=ヘキシルシンナミックアルデヒド)の生産設備を、フィリピンのピリピナス花王(ハサーン工場、PKI)に新設することを決めた。新設する生産設備は年間生産能力5000㌧で、伸長著しいアジア市場のHCA需要に応える。2018年秋の完成目指す。
HCAはジャスミンに代表される華やかで、清潔感のあるフローラル系香料で、洗剤・柔軟剤・クリーナーなどのファブリック&ホームケア製品から石鹸・ボディソープなど家庭用品に幅広く使用されている。

日立 中国・広州市の超高速EVで分速1260m計測

日立 中国・広州市の超高速EVで分速1260m計測

日立製作所は、中国・広州市の超高層複合ビル「広州州大福金融中心」向けに納入する超高速エレベーターの速度試験で分速1260m(時速75.6km)を計測した。
分速1260mは2017年6月現在稼働しているエレベーターで世界最高速に相当するスピード。エレベーターの公的認証機関、国家電梯質量監督検験中心(広東)から正式な速度認定を受けた。
なお、広州周大福金融中心では実運用時は分速1200mでの運転となる。

アド・アジアHD 香港に現法設立し事業開始

アド・アジアHD 香港に現法設立し事業開始

アジアでAI(人工知能)を活用したインターネット広告事業を展開するアド・アジアホールディングス(本社:シンガポール)は、香港に現地法人を設立し、5月31日から事業を開始した。
2017年中にスタッフ20名体制とし、香港証券取引所への上場準備を進めていく。また、香港におけるアドアジアデジタルプラットフォームの導入企業社数100社を目指す。

ロート製薬 医薬卸のインドSastaSudarと業務提携

ロート製薬 医薬卸のインドSastaSudarと業務提携

ロート製薬(本社:大阪市生野区)は、インドで医薬卸業のSastaSudar Healthbuddy Limitedと資本業務提携した。同社へ500万米㌦出資するとともに、子会社のロート・ファーマ(インディア)社は、SastaSudar Healthbuddy Limitedのプラットフォームを活用し、インド市場でOTC点眼薬をはじめとするロート製品を拡販する。
インド市場において急成長する医薬品コマース企業に出資することで、新しいヘルスケアプラットフォームを支援し、ロートのインドでの事業展開に新しいビジネスモデルを構築していく。

伊藤忠ロジ インドネシアで第二物流センター

伊藤忠ロジ  インドネシアで第二物流センター

伊藤忠ロジスティクス(東京都港区)のインドネシア現地法人PT.ILC LOGISTICS INDONESIA(以下、PT.ILC)は、インドネシア・スルヤチプタ工業団地(西ジャワ州カラワン県チアンぺル)内、既存の第一物流センターに隣接して、床面積6541平方㍍の第二物流センターを新たに建設する。
第二物流センターは2017年10月の完成、営業開始を予定している。これにより、既存の第一物流センターと合わせ、インドネシア国内物流拠点は3万7000平方㍍を超える規模となる。

郵船ロジ インドネシアのロジスティクス事業を強化

郵船ロジ インドネシアのロジスティクス事業を強化

郵船ロジスティクスのインドネシア法人PT.Yusen Logistics Solution Indonesia(以下、YS-ID)は2017年11月中にジャカルタ近郊のMM2100工業団地内の倉庫を移設拡張するなど、コントラクト・ロジスティクス事業を強化する。
YS-IDはMM2100工業団地内に3つの倉庫を持ち、自社運営している。そのうちの第3倉庫を11月に同工業団地内で移設し、スペースを約2倍の1万1000平方㍍に拡張する。これにより、MM2100工業団地内の総延床面積は3拠点合わせて約4万5000平方㍍となり、同工業団地で最大の延床面積を有する物流会社になる。
郵船ロジスティクスのインドネシア展開はYS-IDと同様に倉庫事業を担うPT.Puninar Yusen Logistics Indonesiaと、海上・航空フォワーディング事業を担うPT.Yusen Logistics Indonesiaの3社になる。
4月に3社の社長を兼務させ、グループ間の連携を強化している。さらに、コントラクト・ロジスティクス案件の営業窓口をYS-IDに一本化し、事業拡大に向けた体制を整えている。

東洋ゴム マレーシアのタイヤ生産累計1000万本突破

東洋ゴム マレーシアのタイヤ生産累計1000万本突破

東洋ゴム工業(本社:兵庫県伊丹市)は6月1日、マレーシアにおける自動車用タイヤ製造子会社Toyo Tyre Malaysia Sdn Bhd(以下、TTM)で、タイヤの生産量が累計1000万本を超えたと発表した。
TTMは2013年5月、マレーシアベラ州にタイヤのグローバル供給体制拡充の事業戦略の一環として、拠点を開設。現工場建屋はフルキャパシティで年間500万本の生産能力を持つ。また、この工場建屋横には同規模の工場棟を建設できるだけの用地をあらかじめ確保しており、さらなる需要拡大を見据えた対応が可能だ。

ユニ・チャーム インドネシアでハラル認証取得

ユニ・チャーム インドネシアでハラル認証取得

ユニ・チャーム(本社:東京都港区)の子会社PT.Uni-Cherm Indonesiaは5月下旬から、インドネシアでハラル認証を取得した大人用紙おむつを販売開始した。
これらの製品には「ハラルマーク」を表記、インドネシアの人口の大半を占めるイスラム教徒の方々にも安心して使うことのできる製品であることを示している。
インドネシアでは2019年から、国内生産販売品にはハラル認証取得が義務付けられる予定で、同社はこうした動きを見据え先手を打った形だ。