比中央銀行本店などで太陽光発電 日系企業で初受注

比中央銀行本店などで太陽光発電 日系企業で初受注

太陽光発電関連設備販売事業を手掛けるエグチホールディングス(名古屋市守山区)は、フィリピンの大手衛星通信会社で、同社のパートナー企業のWe are IT Philippines社と共同で、フィリピン政府による屋根置き太陽光発電設備の設置事業を落札、受注した。
同事業はPNOC(Philippine National Oil Company)がフィリピン政府から入札を受託しており、PNOCが管理する環境エネルギー事業入札案件としては、日系企業として初の受注となる。4月中旬に着工し、6月中旬までの完工を目指す。
フィリピンの国立銀行、フィリピン中央銀行の本店屋根に200KW、造幣局の屋根に400KW、計600KW規模の太陽光発電設備を建設する。建設場所はマニラ市、ケソン市。パネル設置枚数は2現場合わせて2250枚。

JOGMEC カンボジアで銅,金,モリブデンを共同探鉱

JOGMEC カンボジアで銅,金,モリブデンを共同探鉱

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、本部:東京都港区)は、カナダの探鉱会社アンコール・ゴールド社と、カンボジア・オヤダオ南地域で銅・金およびモリブデンを対象とした新規の共同探鉱を開始した。
JOGMECは約3年間で計300万㌦の探鉱費用を負担することにより、このプロジェクトの51%の権益を取得することができる。
オヤダオ南地域は、ラタナキリ州の州都バンルンの東南東約40㌔㍍に位置し、面積は235㌔平方㍍。JOGMECはアンコール・ゴールド社と同地域で地化学探査・物理探査およびボーリング調査を実施し、新たな金属鉱床の発見を目指す。

東芝の半導体子会社売却入札に2陣営が2兆円超提示

東芝の半導体子会社売却入札に2陣営が2兆円超提示

複数のメディアによると、経営再建中の東芝が進めている半導体子会社売却の入札で、台湾の鴻海精密工業など2陣営が2兆円を超える買収額を提示したことが分かった。
東芝が実施した1次入札には10社弱が応札し、ほとんどが100%の株取得を前提としている。東芝側は2兆円を一応の目安としていたが、鴻海精密工業は3兆円に迫る額を提示したほか、米半導体大手のブロードコムも2兆円超で応札したもようだ。この2陣営を除けば、米ウエスタンデジタルや韓国のSKハイニックスなどいずれも1兆円台で応札した。

ヤマハ 4月からインドネシアで新スポーツモデル

ヤマハ 4月からインドネシアで新スポーツモデル

ヤマハ発動機は4月から、スーパースポーツのフラッグシップモデル「YZF-R1」のDNAを受け継ぐスポーツモデルの新型「YZF-R15」をインドネシアで発売、その後ASEAN各市場に導入する。
今回発売する新モデルは、現行モデルと比べ排気量3%アップながら出力18.3%向上、実用燃費4.7%向上を図った可変バルブシステムを搭載していることなどが大きなポイント。都市部の20代男性やモーターサイクルのトレンドに敏感な顧客層を主なターゲットとしている。
メーカー希望小売価格は3450万ルピア(ジャカルタ店頭価格)。発売後1年間で同国内で5万台の販売を目標とする。

アークレイ 中国のサービスサポート体制を拡充

アークレイ 中国のサービスサポート体制を拡充

アークレイ(京都市中京区)は中国・平湖工場「愛科来医療科技(平湖)有限公司」(浙江省平湖市)を移転・拡張するとともに、中国初となる修理センターを開設する。
修理センターは4月から、生産フロアは2018年1月からそれぞれ稼働開始する。現工場の4倍の8400平方㍍の敷地内に、新たな工場棟(4階建て)を建設する。これにより、糖尿病検査機器・体外診断用医薬品をはじめとする生産能力の拡大・サービスサポート体制の強化で事業拡大を図る。

日立 インドで病院のエネルギー消費最適化実証事業

日立 インドで病院のエネルギー消費最適化実証事業

日立製作所と日立インド社は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「ICT活用型グリーンホスピタル実証事業」の委託を受け、インドで病院全体の運営改善を通じたエネルギー消費の最適管理および病院の診療効率改善に関する実証事業を開始する。実証期間は、2017年3月から2020年3月までの3年間を予定。
インド保健家族福祉省が他の病院へのモデルケースとしたい、インド最大の国立医療機関、All India Institute of Medical Sciences(以下、AIIMS)ニューデリー校を対象に実証を実施する。これらの取り組みを通じて、病院全体の消費電力を2014年度(実績)比で30%削減を目指す。

三菱地所 業容拡大へ台湾駐在員事務所を開設

三菱地所 業容拡大へ台湾駐在員事務所を開設

三菱地所(東京都千代田区)は、台湾事業の推進拡大の拠点として台北市に台湾駐在員事務所を開設し、4月12日より営業を開始する。
同事務所を事業展開の拠点として、台湾はじめ中国への進出に積極的な台湾企業との中国大陸での事業機会の獲得も目指す。

ユーピーアール タイ・レムチャバン支店設立

ユーピーアール  タイ・レムチャバン支店設立

パレット・物流機器のレンタルおよび販売を主幹事業とするユーピーアール(東京都千代田区)はこのほど、タイ現地法人のレムチャバン支店を設立し、4月1日から営業業務を開始した。
これを機に、さらなる業務の充実を図り、顧客ニーズに対応する。同社は海外ではシンガポール、タイ、マレーシアに拠点を設置している。

レンゴー子会社の朋和と日本マタイがタイに販社合弁

レンゴー 子会社の朋和と日本マタイがタイに販社合弁

レンゴー(大阪市北区)のいずれも100%子会社、朋和産業(千葉県船橋市)と日本マタイ(東京都台東区)はタイでこのほど、折半出資による販売会社を設立した。
新会社「マタイ朋和パッケージング(タイランド)」の資本金は3000万バーツで、朋和産業の軟包装製品および日本マタイの重包装製品の販売拠点とする。4月1日から事業を開始した。

アークレイ マレーシアで動物医療事業に参入

アークレイ  マレーシアで動物医療事業に参入

臨床検査に必要な検査機器・診断薬および診断支援ツールを開発・製造・販売するアークレイ(京都市中京区)は、マレーシアに販売拠点「ARKRAY Sdn.Bhd.」を開設し、4月から営業活動を開始した。アークレイは今後、同拠点を通じて「thinka(シンカ)」ブランドと製品をマレーシアの動物病院へ提供し、現地の動物医療をサポートするとともに、自社ブランドの浸透を図っていく。