三井化学 タイ・バンコクに三井化学タイランド設立

三井化学 タイ・バンコクに三井化学タイランド設立

三井化学(東京都港区)は4月3日付で、タイ・バンコクに「三井化学タイランド」を設立した。新会社の資本金は1.5億バーツ(約4億8000万円)で、三井化学が100%出資する。7月営業開始の予定。タイにおける三井化学グループの拠点として販社機能を付与し、さらなるマーケティング力強化による事業の拡大を図る。
タイ市場は、モビリティおよびフード&パッケージング事業にとって重要な位置づけにあるほか、メガネレンズなどヘルスケア事業でも世界的主要企業の集積地となっており、事業拡大のポテンシャルがある。

ベクトル 平昌冬季五輪控え韓国PR企業と業務提携

ベクトル 平昌冬季五輪控え韓国PR会社と業務提携

総合PR会社のベクトル(東京都港区)は、韓国でIRおよびPRを主業務とするフィナンテック・コリア(ソウル市)と業務提携した。
2018年の平昌冬季五輪を控え、国際的な注目が集まる中、韓国での日系企業のPR・マーケティング活動の支援強化および、韓国企業の日本でのPR・マーケティング活動の支援強化が狙い。

積水化学 中国・無錫市にポリオレフィン生産会社

積水化学 中国・無錫市にポリオレフィン生産会社

積水化学工業(大阪市北区)は韓国の連結子会社、映甫(よんぼ)化学(韓国・清州市)を通じて、中国で2社目となるポリオレフィンフォーム生産会社を、江蘇省無錫市に新設する。設立時期は6月の予定。
総額約25億円を投じ建屋と生産ラインを新設し、2019年度上期の稼働を予定している。新会社の資本金は2400万米㌦で、映甫化学が100%出資する。敷地面積は2万2000平方㍍、工場建屋面積は7500平方㍍。生産能力は年間1600万平方㍍。
ポリオレフィンフォームは、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)を加熱発砲させた軟質な発泡体。フォーム製品の用途は幅広く、自動車はじめ家電やモバイル端末などのエレクトロニクス、建築など様々な分野で使用されている。

TSUBASAプロジェクト参加行連携で海外法人へ融資

TSUBASAプロジェクト参加行連携で海外法人へ融資

北國銀行(本店:金沢市)は北洋銀行(本店:札幌市)と連携して、同行取引先のシンガポール現地法人に対し融資を実行した。
北洋銀行が債務保証する信用状(スタンドバイL/C)を発行し、北國銀行シンガポール支店が当座繰越枠を設定する融資形態で、TSUBASA(翼)プロジェクト参加行連携による北國銀行からの融資実行は今回が初めて。融資金額は30万シンガポールドル。(約2400万円)。TSUBASAプロジェクトには現在7行が参加している。

日本企業の16年度海外M&A3割増で最多の11兆円

日本企業の16年度海外M&A3割増で最多の11兆円

M&Aをトータルにサポートするレコフ(東京都千代田区)によると、日本企業による海外M&Aで2016年度の買収額は前年度より3割増え、過去最高の10兆9127億円に達した。また、案件数も627件で6%増え過去最多となった。低金利で資金を調達しやすい環境が続いたことで、案件の大型化も進んだとみられる。
買収金額トップは、ソフトバンクグループによる半導体チップ設計の英アーム・ホールディングスの買収で、約3兆3000億円と突出した金額となった。このほか、アサヒグループホールディングスによる東欧のビール事業買収の約8800億円などが目立った。

TOTO タイ・バンコクにテクニカルセンター開設

TOTO タイ・バンコクにテクニカルセンター開設

TOTO(北九州市小倉北区)はタイ・バンコク市内に、専門家向けショールーム「TOTOテクニカルセンターバンコク」を開設した。
場所は新興開発地域ラマナイン(Rama9)地区。全750平方㍍の同センター内には、技術展示はじめ体験スペースも複数設け充実している。同社では、デベロッパーや設計事務所など建築専門家に向けた提案型施設と位置付けている。

Jファーム 香港で苫小牧で生産の高糖度トマト販売

Jファーム 香港で苫小牧で生産の高糖度トマト販売

JFEエンジニアリングのグループ会社、Jファーム(北海道札幌市)は苫小牧市のスマートアグリプラントで栽培・生産した高糖度トマトを香港のスーパー「YATA(一田)」で販売開始した。
香港では、日本産野菜に対し「美味しい」「安全・安心」という理由で、富裕層を中心にニーズが高まっている。Jファームは2015年4月からシンガポール明治屋で高糖度トマトを販売しており、顧客から好評価を得ている。これに続き今年3月中旬に実施した香港での糖度10以上の高糖度トマトのプロモーション販売で好評を得たため、同下旬から常設販売を開始した。

アース製薬 89億円でベトナムの家庭用品AMGを買収

アース製薬 89億円でベトナムの家庭用品AMGを買収

アース製薬(東京都千代田区)は3月30日、ベトナムで洗剤や芳香剤、殺虫剤などの家庭用品を製造・販売するA My Gia Joint Stock Company
(以下、AMG)の全株式を取得(子会社化)することで、株式譲渡契約を締結したと発表した。約89億円でAMGの普通株式の全150万株(議決権割合100%)を取得する。株式譲渡日は5月の予定。

JBIC ファームドゥのモンゴルの太陽光発電に融資

JBIC ファームドゥのモンゴルの太陽光発電に融資

国際協力銀行(JBIC)は、ファームドゥ(群馬県)のモンゴル法人Everyday Farm LLC(以下、EDF)との間で850万米㌦(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結した。これは東和銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は約1210万米㌦相当。
EDFがモンゴルのウランバートル市で行う太陽光発電事業に必要な資金を融資するもの。EDFは今後20年にわたってモンゴル国営送配電会社に売電することが決まっている。

JBIC 共同精版印刷のベトナム法人へ融資

JBIC 共同精版印刷のベトナム法人へ融資

国際協力銀行(JBIC)は、海外展開支援融資ファシリティの一環として、共同精版印刷(奈良県)との間で融資金額138万米㌦(JBIC分)の貸付契約を締結した。これは、南都銀行との協調融資によるもの。
ベトナムで現地法人、VIETNAM KYODO SEIHAN PRINTING COMPANY LIMITEDを設立し、パッケージ関連の印刷・販売事業を行うために必要な資金を融資するもの。