積水化学 中国・無錫市にポリオレフィン生産会社

積水化学 中国・無錫市にポリオレフィン生産会社

積水化学工業(大阪市北区)は韓国の連結子会社、映甫(よんぼ)化学(韓国・清州市)を通じて、中国で2社目となるポリオレフィンフォーム生産会社を、江蘇省無錫市に新設する。設立時期は6月の予定。
総額約25億円を投じ建屋と生産ラインを新設し、2019年度上期の稼働を予定している。新会社の資本金は2400万米㌦で、映甫化学が100%出資する。敷地面積は2万2000平方㍍、工場建屋面積は7500平方㍍。生産能力は年間1600万平方㍍。
ポリオレフィンフォームは、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)を加熱発砲させた軟質な発泡体。フォーム製品の用途は幅広く、自動車はじめ家電やモバイル端末などのエレクトロニクス、建築など様々な分野で使用されている。