JTB・Agoda Servicesが訪日客の宿泊販売で業務提携

JTB・Agoda Servicesが訪日客の宿泊販売で業務提携

ジェイティービー(東京都品川区、JTB)とアジアの大手ホテル予約サイト「agoda.com」を運営するAgoda Services Co.,Ltd.(シンガポール、以下Agoda)は、日本国内における地方創生の推進を目的とした宿泊販売の業務提携に合意した。
2017年1月から、JTBが全国の宿泊施設から預かっている宿泊コンテンツを、Agodaのサイトで販売する。業務提携開始時は約4500以上の宿泊施設の取り扱いを行い、10,000以上の宿泊施設の取り扱いを目標に拡大していく予定。
Agodaのアジアパシフィックマーケットにおける高いマーケティング力、使いやすい検索機能と、JTBのコンサルティング力や豊富な宿泊コンテンツを掛け合わせ、2社がそれぞれの事業で培ってきたノウハウや経験を活かし、地方創生の推進に貢献する。

三井化学 台湾プラスチックとの電解液JVの設備増強

三井化学 台湾プラスチックとの電解液JVの設備増強

三井化学(東京都港区)は、台湾プラスチック社(台北市、以下、FPC)との折半出資の合弁会社、台塑三井精密化学有限公司(以下、FMAC)でのリチウムイオン電池向け電解液の設備能力を増強する。
本社、工場の中国FPC寧波コンビナート内に12月に着工し、2017年11月営業運転を開始する予定。これにより生産能力は現行の年間1,500㌧から、増強後は同5,000㌧となる。
三井化学はFPCとともに、幅広い用途での需要拡大が見込まれる中国におけるリチウムイオン電池向け電解液の供給要請に応えるため、FMACに庫品質な電解液の生産設備を建設し、2016年7月に営業運転を開始している。

JTB 中国・上海市に外資初の海外旅行販売拠点で認可

JTB 中国・上海市に外資初の海外旅行販売拠点で認可

JTBグループの中国上海の販売拠点、上海佳途国際旅行社(以下、JTB上海使途)はこのほど、上海市で旅行業務を主とする、外資系では初の出境業務(海外旅行販売)取り扱いの認可を受けた。
JTBグループでは2011年に同認可を受けた北京の交通公社新紀元国際旅行社(JTB新紀元)に続き、2社目の出境業務取り扱い認可旅行者となる。2017年1月1日から営業開始の予定。
JTB上海使途は、中国上海市浦東新区に新設された中国(上海)自由貿易試験区における規制緩和の方向性に鑑み、試験区で2014年8月に設立され、同年12月から営業してきた。

アドバネクス Yamakou Indonesiaを子会社化

アドバネクス Yamakou Indonesiaを子会社化

精密ばね等の製造・販売のアドバネクス(東京都北区)は精密金属プレス、インサート成形部品の製造・販売を手掛けるPT.Yamakou Indonesia(インドネシア西ジャワ州、以下Yamakou)の株式を追加取得し、子会社化する。このほどアドバネクスが78.21%、同社の100%出資子会社のアドバネクスシンガポールが7.79%の株式を取得することにより、これまでの所有株式14%と合わせ完全子会社化した。株式譲渡実行日は2017年1月12日の予定。

クリエイターズマッチ 比マプア工科大が教育P認定

クリエイターズマッチ 比マプア工科大が教育P認定

日本国内でトップクラスのウェブバナー・LP制作実績のあるクリエイターズマッチ(本社:東京都渋谷区)は、フィリピンマプア工科大学の学生へ向けた、国内で実績のある広告に特化したクリエイター育成講座の提供を、2017年3月から開始する。
今回のマプア工科大との取り組みは、国内での実績を海外に向けて展開する取り組みの第一弾。同大に正式な単位認定を受けた。したがって、同大の学生はこの教育プログラムを受講すると、他の科目と同様に単位を得ることができる。
また、優秀な講座修了者はマニラマカティにオフィスを置くガリバーオフショアアウトソーシングでの就業の機会を得られる仕組みとなっている。

MHPS インド合弁のL&Tボイラーに排煙脱硝技術供与

MHPS インド合弁のL&Tボイラーに排煙脱硝技術供与

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インドの製造・建設系複合企業、ラーセン&トゥブロ社(L&T)との合弁会社L&T-MHPS社(LMB)に排煙脱硝装置(SCRシステム)のライセンス供与および技術支援を行う技術ライセンス契約(TLA)を締結した。
インド国内におけるNOx(窒素酸化物)排出規制強化に対応するもの。このTLAはLMBに、インド国内における新設ボイラー用、またはLMBが製造した既設および建設中のボイラー用として、SCRシステムの設計、エンジニアリング、製造、据付、運転調整ならびに販売の独占権を付与するもの。
SCRはアンモニアを還元剤として触媒により、NOxを無害な窒素と水に転換する技術。

ゼンショーHD 中国事業基盤強化へ上海に投資性公司

ゼンショーHD 中国事業基盤強化へ上海に投資性公司

ゼンショーホールディングス(東京都港区)は、中国における事業基盤をより強固なものとするため、中国事業の統括・支援機能を担う投資性公司「泉膳(中国)投資有限公司」(上海市)を設立した。
同公司の登録資本3000万米㌦、払込資本は850万米㌦。ゼンショーHDが100%出資する。

日立造船 豪州Osmofloグループを子会社化

日立造船 豪州Osmofloグループを子会社化

日立造船(大阪市住之江区)は、オーストラリア、中東、南米、東南アジアで逆浸透膜(RO膜)をはじめとする膜技術を活用した海水淡水化・産業用水処理事業を展開するOsmofloグループの事業持株会社であるOsmoflo Holdings Pty Ltd(オーストラリア・南オーストラリア州、以下、Osmoflo社)の株式を取得し子会社化することで、同社株主との間で株式譲渡契約を締結した。
取得株式数は109万6,517株(議決権所有割合70.0%)で、2017年1月末までに取得する予定。

三菱東京UFJ銀 常陽銀、ヴィエンティン銀と業務提携

三菱東京UFJ銀 常陽銀、ヴィエティン銀と業務提携

三菱東京UFJ銀行は、常陽銀行およびベトナムの国営銀行の一つで、同行の持分法適用会社のヴィエンティンバンク(本店:ベトナム・ハノイ)と業務提携契約を締結した。
これによりベトナムに進出している、あるいは進出を検討している常陽銀行の顧客企業に対して、①現地の市場・経済・規制・投資等に関する情報提供②現地での預金・融資・外国為替等のサービス③現地企業の紹介-など、ヴィエンティンバンクの金融サービスを提供する。

川崎汽 中・越・インドネシア結ぶコンテナサービス

川崎汽 中・越・インドネシア結ぶコンテナサービス

川崎汽船(本社:東京都千代田区)は、中国とベトナム・インドネシアを直航で結ぶコンテナ船サービスを開設、12月26日から開始する。
2500TEU型4隻を投入する。寄港地は青島-上海-寧波-ホーチミン-ジャカルタ-セマラン-厦門-青島。運航は週1便。
これまでのシンガポール経由での輸送サービスと比較して、ホーチミン、ジャカルタ、セマランへの輸送日数を短縮するとともに、サービスネットワークの拡充を実現する。