三井化学 台湾プラスチックとの電解液JVの設備増強

三井化学 台湾プラスチックとの電解液JVの設備増強

三井化学(東京都港区)は、台湾プラスチック社(台北市、以下、FPC)との折半出資の合弁会社、台塑三井精密化学有限公司(以下、FMAC)でのリチウムイオン電池向け電解液の設備能力を増強する。
本社、工場の中国FPC寧波コンビナート内に12月に着工し、2017年11月営業運転を開始する予定。これにより生産能力は現行の年間1,500㌧から、増強後は同5,000㌧となる。
三井化学はFPCとともに、幅広い用途での需要拡大が見込まれる中国におけるリチウムイオン電池向け電解液の供給要請に応えるため、FMACに庫品質な電解液の生産設備を建設し、2016年7月に営業運転を開始している。