レンゴー ベトナムの段ボール原紙新生産設備稼働

レンゴー ベトナムの段ボール原紙新生産設備稼働

レンゴー(大阪市北区)のベトナム合弁企業、ビナクラフトペーパー(本社:ビンズン省)は、建設を進めていた新たな段ボール原紙生産設備(2号抄紙機)がこのほど稼働開始した。
今回の2号機の稼働により2台合わせた生産能力は、これまでの年間24万6,000㌧から49万9,000㌧体制へと増強され、同国の旺盛な需要に的確に対応する体制が整った。
ビナクラフトペーパー社の資本金は1億9,000万米㌦で、出資比率はレンゴー30%、Siam Kraft Industry Co.,Ltd.70%。

阪急阪神ホテルズ シンガポールに営業所開設

阪急阪神ホテルズ シンガポールに営業所開設

阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)は11月21日、海外では初めてとなるシンガポール営業所を開設した。
ASEAN諸国における営業活動を強化するため。①すでに取引のある現地エージェントとの連携強化とともに、新規エージェントとの関係構築②現地法人からのビジネス需要の取り込み③各国で開催される旅行博覧会への出展回数を増やすことによる知名度向上-などを担う。
同社直営ホテルの創宿泊者数に占める外国人比率は、2016年4~9月累計で37.7%となるなど近年上昇基調にあり、引き続き安定的に訪日外国人需要を取り込む。

ニッコンHD ベトナム子会社が倉庫竣工

ニッコンHD ベトナム子会社が倉庫竣工

ニッコンホールディングス(東京都中央区)はこのほど、ベトナムの子会社NIPPON KONPO HOCHIMINH INC.が、同国ビンズン省で建設を進めていた倉庫が竣工したと発表した。
新倉庫(ビンズン倉庫)は鉄骨造平屋建て、敷地面積5万7,509平方㍍、保管面積4万1,715平方㍍。主要設備はドックレベラー8基(堀込式)、テーブルリフター8基。
ホーチミン市街地から約20㌔㍍離れたタンドンヒェップB工業団地内にあり、近隣には鉄道、空港、港があり、様々な物流の好立地にある。

昭和電工 中国・香港のGMMグループの買収を決定

昭和電工 中国・香港のGMMグループの買収を決定

昭和電工はノンスティック・コーティング剤を製造・販売するGMMグループ(中国・香港)の全株式を取得することを決定し、同社との間で株式売買契約を締結した。
ノンスティック・コーティング剤は、調理器具や家電製品などの消費者向け製品や産業機器など工業製品に塗布される、焦げ付き、汚れ防止を目的とした材料で、同社の推定によると2016年の世界における市場規模は約1200億円とみられている。
今回のGMMグループ買収により、昭和電工グループの事業バリューチェーンの川下展開を図り、事業の基盤となる技術の幅を広げることで、個性派事業の確立を目指す。また、GMMグループとともにノンスティック・コーティング業界におけるリーディングカンパニーを目指す。

東海エレクトロニクス インドに現地法人設立

東海エレクトロニクス インドに現地法人設立

東海エレクトロニクス(名古屋市中区)は、インド初の拠点としてグループ100%出資による現地法人「TOKAI ELECTRONICS INDIA PVT.LTD.」をハリアナ州グルガオン市に設立した。授権資本は6,700万インドルピー。
新会社は同社グループの15番目の海外拠点となる。同社を通じて、自動車関連を中心とした現地サポート体制を強化していく。

NEC アジア11カ所結ぶ光海底ケーブル工事完了

NEC アジア11カ所結ぶ光海底ケーブル工事完了

NECは、日本~シンガポール間のアジア11カ所を結ぶ大容量光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway(APG)」の建設工事を完了し、日米アジアを代表する13社のコンソーシアムに引き渡した。
APGは日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールを結ぶ全長約1万900㌔㍍の光海底ケーブルで、毎秒100ギガビット(100Gbps)の最新の光波長多重伝送方式を採用しており、毎秒54テラビット(54Tbps)以上の伝送容量を持つ。
APGの完成により、急増するアジアのインターネット需要に対応できるのみならず、他のアジア域内海底ケーブルとの相互補完により、ネットワークの冗長性が高められ、大容量で信頼性の高い通信網を実現する。

日立 ベトナムにおける昇降機事業拡大へ新会社

日立 ベトナムにおける昇降機事業拡大へ新会社

日立製作所は、ベトナムにおける昇降機の販売、サービスを主な事業とする100%出資子会社Hitachi Elevator Vietnam Co.,Ltd(以下、日立エレベーターベトナム社)を設立した。
新会社ではベトナムにおけるエレベーター・エスカレーターおよび動く歩道の販売から保全のトータルサービスを広く提供していく。2016年9月から順次販売を開始したアジア・中東地域向け新型機械室レスエレベーターの拡販により、今後ベトナムの昇降機市場においてシェアの拡大を図る。
新会社の本社所在地はホーチミン市、資本金は655億2,600万ベトナムドン(約3億円)で、日立製作所が100%出資する。

洗車の王国 比企業と販売総合代理店契約 19カ国目

洗車の王国 比企業と販売総合代理店契約 19カ国目

洗車のエキスパート、洗車の王国(本社:神奈川県伊勢原市)は、フィリピンのDolores Tech Trading Ink.社と販売総合代理店契約を締結した。東南アジアではタイ、マレーシア、ブルネイ、ベトナムに次ぎ5カ国目となる。同社の海外事業としては19カ国目。
現在、同社では世界中の現地パートナーと協力し800店舗を展開しており、働く職人は約1万6,000人を超えている。

大林組 豪州のBuilt社と業務協力協定を締結

大林組 豪州のBuilt社と業務協力協定を締結

大林組(本社:東京都港区)は、オーストラリアのBuilt社(本社:シドニー)と同国の建築事業に関する業務協力協定を締結した。
Built社はオーストラリアの主要都市で商業施設、オフィスビル、ホテル、店舗などの建築事業を展開する建設会社で、同国内での豊富な施工実績と知見を持つ。
今回の協定締結により、大林組の技術力や財務力、Built社の経験や知見などを相互に活かして、オーストラリアにおける両者の競争力の強化を図るとともに、事業規模の拡大を目指す。

エーアイテイー 需要増に対応し台湾で子会社設立

エーアイテイー 需要増に対応し台湾で子会社設立

エーアイテイー(大阪市中央区)は、台湾に国際貨物事業を手掛ける子会社「台湾愛意特国際物流股份有限公司(仮称)」を設立する。100%出資により、台北市で資本金1,300万台湾㌦(約4,500万円)、平成29年3月設立予定。
台湾から日本への輸入貨物が着実に増加していることから、現地での自社グループ運営を行うことにより、顧客の多様化する国際物流へのニーズに対応し、さらなるサービスの拡充を図る。