ハウス食品G本社 中国浙江省で孫会社設立

ハウス食品G本社 中国浙江省で孫会社設立

ハウス食品グループ本社は3月17日、子会社のハウス食品(中国)投資有限会社が100%出資により、浙江省平湖市で「浙江ハウス食品有限公司(仮称)」を設立すると発表した。
中国市場におけるカレー需要の拡大を想定、新会社は香辛調味食品を製造する。資本金は2億6262万4000元。設立時期は6月。

カーコンビニ倶楽部 タイ1号店グランドオープン

カーコンビニ倶楽部 タイ1号店グランドオープン

自動車軽鈑金、車検など自動車向けトータルアフターサービスを提供するカーコンビニ倶楽部(東京都港区)は3月18日、タイの首都バンコクにカーコンタイ1号店をグランドオープンしたと発表した。タイ大手商社ロクスレーとの合弁事業。
同社が提供する「カーコン工法」は独自の鈑金工法で、作業時間の短縮、仕上がりの品質の高さを実現。同店では早い・キレイ・ジャパンクオリティーを訴求していく。今後タイ国内において100店舗のFC展開を計画している。

日立オムロン インドATM事業強化へ生産拠点新設

日立オムロン インドATM事業強化へ生産拠点新設

日立オムロンターミナルソリューションズは3月17日、インドにおけるATMの生産拠点として日立ターミナルソリューションズ(インド)社を設立し、6月から生産を開始すると発表した。
2016年度末には月産1500台の生産体制を整え、コスト競争力の強化と受注から出荷までのリードタイムの短縮を実現することで、インドにおけるATM事業の拡大を目指す。
日立オムロンターミナルソリューションズのATMはインドの国営・民間大手の銀行をはじめ多くの金融機関で採用され、現在5000台以上が稼働しており、紙幣還流式ATM分野でトップシェアを持つ。

JBIC・三菱UFJなど 後藤電子の比法人に協調融資

JBIC・三菱UFJなど 後藤電子の比法人に協調融資

国際協力銀行(JBIC)は3月18日、後藤電子(山形県)との間で、融資金額350万米㌦(JBIC分)の貸付契約を締結したと発表した。これは三菱東京UFJ銀行および山形銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は500万米㌦相当。JBICと山形銀行との中小企業向け協調融資は、今回が初めて。
今回の融資は後藤電子のフィリピン法人GOTO DENSHI MFG.PHILS.,INC(以下、GDMP)がフィリピンのパンパンガ州で行う電子部品の製造・販売事業に必要な資金に充てられる。

福山通運 マレーシア系物流企業の株式取得

福山通運 マレーシア系物流企業の株式取得

福山通運(広島県福山市)は3月15日、マレーシアの物流企業ウタラホールディングスと、その傘下のタイの物流企業ウタラタイランドの株式49%を10億円で取得することで合意したと発表した。
ウタラホールディングスは、タイとマレーシアを結ぶクロス・ボーダー・トラック輸送に強みを持っている。
福山通運は、物流インフラの需要が高まる東南アジア諸国において、マレーシア、タイを中心とした事業の基点を構築し、相互のノウハウを活かすことで事業の多様化を目指す。

ASEANで先行販売「蚊取空清」日本で発売 シャープ

ASEANで先行販売「蚊取空清」日本で発売 シャープ

シャープは3月17日、蚊を取る機能が付いたプラズマクラスター空気清浄機「蚊取空清(かとりくうせい)」を日本で発売すると発表した。2015年9月にASEAN諸国で先行販売したところ、当初計画の約2倍のペースで販売台数が伸びているという。
蚊取空清は、社内のASEAN地域の責任者から蚊が取れる空気清浄機をつくってほしいとの要望が開発の発端となり、もともとマレーシアやインドネシア、タイ、シンガポール、ベトナム、フィリピンなどのASEAN諸国向けに開発された製品。
蚊の生態研究はじめ、現地の声を踏まえ製品化されている。蚊が好む波長360nmの紫外線を発するUVライトを搭載。蚊は黒い色が好きなことから、本体には黒色を採用した。暗がりや物陰に隠れるのを好むことから、複数の小窓も設置している。
空気清浄機の吸引力によって近づいてきた蚊を吸い込むが、最終的には薬剤ではなく、取り替え可能な粘着シートで蚊を捕獲する。殺虫剤の健康への影響を不安視する声に配慮した結果だ。
日本での発売は4月23日、実売価格5万円前後をそれぞれ予定。

JBIC・三井住友銀 インドネシア国営電力に協調融資

JBIC・三井住友銀 インドネシア国営電力に協調融資

国際協力銀行(JBIC)は3月16日、インドネシアの国営電力会社PLNとの間で、融資金額約98億円および約1億700万米㌦(いずれもJBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。これは三井住友銀行との協調融資によるもので、同行の融資部分に対しては独立行政法人日本貿易保険(NEXI)による保険が付保される。協調融資総額は約164億円および約1億7900万米㌦。
これらはPLNがジャワ島のバンテン州においてロンタール石炭火力発電所を拡張(315MW×1基)するにあたり、住友商事などから蒸気タービン・発電機(東芝製)およびボイラ(IHI製)など、超々臨界圧石炭火力発電設備一式を購入する資金に充てられる。

宇部興産 中国安徽省の中塩紅四方と電池材料で合弁

宇部興産 中国安徽省の中塩紅四方と電池材料で合弁

宇部興産(山口県宇部市)は3月16日、中国安徽省の中塩紅四方と高純度ジメチルカーボネート(DMC)を製造・販売する合弁会社を設立することで合意したと発表した。
中塩紅四方にDMCの製造技術を供与し、同社が製造したDMCの一部を引き取り高純度化する形で生産する。宇部興産がDMC技術をライセンス供与するのは初めて。生産した高純度DMCは江蘇省張家港市にある宇部興産グループのリチウムイオン電池(LIB)用電解液工場に供給するほか、中国の電解液メーカーへ販売する。
合弁会社の資本金は2450万人民元、設立時期は2016年末、出資比率は中塩紅四方50%、宇部興産40%、その他10%。中塩紅四方は合肥市に年産10万㌧のDMC製造設備を建設。合弁会社が同工場の敷地内に、年産1万㌧の高純度DMCの製造拠点を設ける。2017年末の稼働を予定。

グノシー インドネシアのニュース配信社に出資

グノシー インドネシアのニュース配信社に出資

ニュース配信アプリ「グノシー」を運営するGunosy(東京都港区)は3月15日、インドネシアの同業者クリオの株式43.8%(議決権ベースでは12.1%、779万9554株)を取得することで合意したと発表した。
出資額は約673億9426万ルピア(約5億8100万円)。人的支援を通じて、マーケティングやコンテンツ流通ノウハウを共有。東南アジア地域への事業展開を本格化する。

JBIC 自動車部品のトピア中国法人設立に協調融資

JBIC 自動車部品のトピア中国法人設立に協調融資

国際協力銀行(JBIC)は3月15日、自動車部品のプレス金型設計製作・板金試作加工のトピア(三重県)との間で、融資金額840万米㌦(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。
この融資は民間銀行との協調融資によるもの。トピアが中国において自動車部品の製造・販売を行う中国法人、拓彼亜機科技(常熟)有限公司(以下、TPCJ)を設立するための資金に充てられる。
トピアは今回のTPCJの設立を通じて、世界最大の自動車市場中国でさらなる市場シェアの獲得を目指す。