大日精化 インドネシアでパッケージ用インキ増産
大日精化工業は7月27日、インドネシアの生産子会社PT.ハイテクインキインドネシア(西ジャワ州ブカシ市)で生産能力を従来より20%引き上げたと発表した。投資額は非公表。食品などに使われるパッケージ用グラビアインキの需要が拡大しているため、旺盛な需要に応える。
大日精化 インドネシアでパッケージ用インキ増産
大日精化工業は7月27日、インドネシアの生産子会社PT.ハイテクインキインドネシア(西ジャワ州ブカシ市)で生産能力を従来より20%引き上げたと発表した。投資額は非公表。食品などに使われるパッケージ用グラビアインキの需要が拡大しているため、旺盛な需要に応える。
三井物産 マレーシアで賃貸用倉庫・工場開発に参画
三井物産は7月28日、シンガポールとマレーシアの不動産開発事業者と共同でマレーシアのイスカンダル地区での賃貸用倉庫・工場の開発事業に参画すると発表した。日系製造業を中心に誘致活動を展開し、同地区の大型工業団地に4年間で7区画(約10㌶)を開発する。総事業費は約107億円。また、完工後4~5年をめどに不動産投資信託(REIT)などを通した証券化を視野に入れる。
日野自動車 フィリピン合弁会社を子会社化
日野自動車は7月28日、フィリピンでトラックやバスを製造・販売する合弁会社の出資比率を引き上げ、子会社化したと発表した。販売体制の拡充や架装の強化により、現地の需要にきめ細かく対応する。直営販売店を中心にアフターサービスも強化し、近い将来に年間販売台数3000台(2014年は1250台)を目指す。
子会社「日野モータース フィリピン」の出資比率は日野自動車70%、丸紅20%、現地投資会社(PMI)10%。従来はPMI 70%、日野自動車と丸紅が15%。取得額は非公表。子会社はガランパにあり、敷地面積は約5万7000平方㍍。
三ツ星ベルト 中国江蘇省蘇州の生産拠点を増強
三ツ星ベルトは7月28日、中国江蘇省蘇州高新区にある伝動ベルト生産拠点、蘇州三之星機帯科技を増強すると発表した。このほど第2期工事を着工。2016年4月に完成し、16年7月の稼働を目指す。建物の投資額は約5億円(設備を除く)で、第2期工事分の建物の延べ床面積は7290平方㍍。中国で拡大を続けている自動車産業および一般産業向けの需要に応える。
積水化学 インドに自動車樹脂部品の新工場立ち上げ
積水化学工業は、インドに自動車用樹脂部品の新工場を立ち上げた。二輪車の車輪の泥よけに使う部品などを製造する。既存の2工場と合わせて生産能力を1.5倍に高めたことで、インドから他地域に部品を出荷することも検討する。2015年度のインドにおける自動車用樹脂部品の売上高を14年度比で2割増やす。
パナソニック マレーシアに業務用PCの出荷拠点開設
パナソニックは7月28日、マレーシアジョホール州スナイに業務用ノートパソコン(PC)や携帯端末の構成や環境の設定工程を行うコンフィグレーション・センターを開設したと発表した。海外で5カ所目。東南アジア諸国連合(ASEAN)では初めて。2018年に業務用ノートPCや携帯端末のASEAN域内での出荷額を、現状の3倍に拡大させる計画の一環。同センターの敷地面積や出荷能力などは明らかにしていない。
JBIC インドネシア現法自動車5社に総額268万㌦融資
国際協力機構(JBIC)は7月23日、三井住友ファイナンス&リースのインドネシア法人、SMFLINとの間で締結済みの日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットラインに基づく案件として、総額268万米㌦を限度とする貸付契約5件を締結したと発表した。
今回締結したのは次の自動車部品・関連企業のインドネシア現地法人で、親会社はサーテックカリヤ(愛知県)、ウメトク(大阪府)、槌屋(愛知県)、平岡ボデー(静岡県)、宮上製作所(愛知県)の5社。
SRGタカミヤ フィリピンDAI社を子会社化
建設用の仮設機材のレンタル事業を主幹事業とするエスアールジータカミヤ(大阪市北区)は7月23日、フィリピンのDEMENSION-ALL INC.(DAI社)の全株式を取得することで基本合意書を締結すると発表した。DAI社は高層ビル、商業施設等の主に建築分野におけるアルミ製のシステム型枠の販売・レンタル事業を展開しており、大手建設業者を主な顧客として業績を伸ばしている。株式取得額は366万米㌦(約4億5300万円)。取得手続き完了は7月末の予定。
15年インドネシア二輪販売620万台、協会が目標下げ
インドネシアの二輪製造業者協会(AISI)は、2015年の目標販売台数を40万~50万台引き下げ、620万~630万台に設定することを検討している。上半期(1~6月)の販売台数の前年同期比25%減の317万4162台を踏まえ、下半期も伸び悩むと予測しているためだ。ビジネス・インドネシアが報じた。修正が行われれば、今年3回目の引き下げとなる。年初には790万~800万台と予想していた。
ヤマト 8/5からシンガポールへ国際クール宅急便
ヤマト運輸は7月24日、シンガポール向けに「国際クール宅急便」のサービスを8月5日から始めると発表した。日本から発送した生鮮食品を翌々日の午前中からシンガポールで宅配する。日本食の人気で、日本の農水産物の需要が高まっていることに対応する。
荷物の3辺(縦・横・高さ)の合計が1㍍以内で、重さ10㌔㌘までの場合、料金は1万8000円になる。ヤマト運輸の国際保冷輸送は香港と台湾に続いて3カ所目となる。