14年海外建設受注最高に アジアで相次ぎ大型案件
海外建設協会(東京都中央区)は5月20日、2014年度の海外建設の受注額が13年度比13.3%増え1兆8153億円だったと発表した。これまで最高だった07年度(1兆6813億円)を上回り、7年ぶりに過去最高となった。病院や空港の大型案件があったアジアなどで受注額が最高となった。アジアでの受注額は8.8%増の1兆2296億円だった。国別にみてもシンガポールが4996億円(27.5%増)と世界の中でも最も多く、タイ(7.7%増)、マレーシア(5.8%増)などアジアの幅広い国々で受注が増えた。日刊工業新聞が報じた。