東洋BENG インドネシア、シンガポールに現法設立
東洋ビジネスエンジニアリング(東洋BENG)は2015年度に東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国のシンガポールとインドネシアに現地法人を設立する。ASEANに進出する顧客の日本企業から現地法人の情報システムを支援する要望が強かった両国で体制を整える。同時に新規顧客の獲得に向けた営業体制を強化する。今回の現地法人設立をきっかけに、海外の現地法人全体の売り上げを3年間で2倍に引き上げる考え。
両国に設立する現地法人2社は、日本企業の両国にある拠点に情報システムの導入支援から保守まで一元的に提供する。さらにシンガポールはASEAN地域の日系現地法人の独SAP製品導入支援事業を統括する拠点として、インドネシアは同国内で自社のパッケージソフトウエアを販売する拠点として主に機能させる。2社とも3人体制からスタートし、2年間で10人体制にする。日刊工業新聞などが報じた。