JICA インドネシアの食料安全保障のための灌漑開発を支援
国際協力機構(JICA)はこのほど、インドネシアの首都ジャカルタで同国政府との間で、開発計画調査型技術協力「食料安全保障のための灌漑開発・管理長期戦略策定プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。
この事業は同国政府が目指す食料安全保障の強化に向けて、灌漑開発・管理に関する長期戦略の策定を支援するもの。コメの安定生産には灌漑施設の整備が欠かせないが、同国の灌漑施設は老朽化が進んでおり、近年の降雨パターンや降雨量の変化にも対応できていない。
事業実施予定期間は2018年6月~2020年5月。実施機関は公共事業・国民住宅省水資源総局灌漑・沼沢局。対象地域はインドネシア全土。